こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

3年前、チャレンジバイチョイスという

考え方について記事を書きました。

 

 

元々は野外教育向けの考え方ですが、

僕なりの解釈でビジネス用に

アレンジしたものです。

 

シンプルに言うと、

 

”会社から与えられる仕事を選択することはできないが、

その仕事におけるアプローチ方法ややり方は自分で選ぶことができる”

 

というものです。

 

今日のブログは会社としての

チャレンジ・バイ・チョイスについて

僕の考えを書いてみたいと思います。

 

会社(組織)というのは、

一部を除いて非常に保守的である、

というのが僕が企業に対して持つ

印象です。

 

当然、企業によって様々な事情があるので、

背景があることは理解していますが、

とにかく新しい何かをやることに躊躇したり、

決断するまでに膨大な時間を要することが

多いと思います。

 

コストやリスク、メリットなどを天秤にかけ、

100%安全だと思わない限りは動かないから、

そうなっているのでしょう。

 

動き出した時にはすでに潮流が変わり、

もう世間的には”オワコン”になっている、

なんていうケースもままあります。

 

この理由を考えてみたのですが、

恐らくは次のような感じではないでしょうか?

 

「できるかどうかわからないから決められない」

 

あくまでも僕の推測・憶測の域を出ませんが、

これこそが日本の多くの企業が陥っている

ある意味では病理なような気がします。

 

100%などというものはなく、

100%が担保できないから

決められないとなると、

何もスタートしません。

 

会社としていま、

チャレンジをする状況であり、

チャレンジが求められているのであれば、

 

「できるかどうかは別として」

 

決めて、始めなければ、

どこにも行くことは出来ないです。

 

現状を維持するということは、

その場に留まり続けるということ。

 

しかし、時間は留まってくれません。

 

つまり、現状を維持するということは、

周囲の進化に対して自社は退化していく、

ということになります。

 

なのでチャレンジをする必要がある、

今の時代においては、

できる・できない、は置いておいて、

 

「どんな方法でチャレンジするのか?」

 

を考えて、やってみるしかないのです。

 

うまく行けばそれで良いですし、

上手くいかなければそれは仕方ない。

 

「宝くじは『買わなければ』当たらない」

 

のと同じように、

 

「企業も『チャレンジしなければ』うまくいかない」

 

のです。

 

やらなければ成功も失敗もありませんが、

ただそれだけです。

 

成功による学びも、失敗による学びも、

どちらもありません。

 

会社が社員にチャレンジを促して、

社員が「失敗したくないからやりません」

と言って断ったら、

その人に対してどんな評価をしていますか?

 

会社は良くて社員はダメだ、

何ていうのは少し変ですよね。

 

だからこそ、会社そのものが

チャレンジ・バイ・チョイスを

実践してもらいたいです。

 

会社のその姿勢は、

社員の皆さんの行動や意識を

変えることになります。

 

会社そのものが社員に背中を見せることで、

会社が1つのチームになれます。

 

そうなればチャレンジ・バイ・チョイスも

全社レベルになりますから、

社内のいたるところで新たな事業の種が

芽吹いてくると思うのです。

 

会社そのものがチャレンジ・バイ〜を

体現する。

 

国際的な地位が低下してきている

今の日本が国力を取り戻すには、

企業がこれを率先することなのかも?

 

なんて思っています。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。