こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

リーダーが育たない。

 

これは経営者の方の口から

100%と言っていいほど出てくる

言葉です。

 

特に会社が成長フェーズ入りかけている

場合は切実な課題ではないでしょうか。

 

ただ、リーダーって育てるものなのか?

 

というのは今日のお話です。

 

と、いうのも、リーダーの必須スキルとか、

そういったものはたくさんの書籍がありますが、

リーダーになるための書籍ってありませんよね?

 

リーダーは会社が任命すればなるものだと

思っている社長もいるかと思いますが、

それはあくまでも役割の任命だけです。

 

管理職向けの研修で

リーダーとはどのような存在か?を

学び取るアクティビティがありますが、

皆さん大きく捉え違えをしています。

 

「率先して行動するものがリーダー」

 

だと。

 

率先して行動するのは確かに大切ですが、

それではリーダーにはなれません。

 

本を読んでも、会社が任命しても、

リーダーに「なる」ことはできません。

 

では、どうしたらリーダーに

なることができるのか?

 

それは、その人に「覚悟」と「決断」が

できるかどうかです。

 

もっと言ってしまえば、

覚悟と決断ができる人なら

リーダーになれます。

 

マネジメントのスキルがあろうが、

◯◯理論をいくつ知っていようが、

フレームワークを何百個使えようが、

覚悟と決断が出来ない人は

リーダーにはなれません。

 

苦しい場面、痺れる場面、

苦境苦難、そういったものを

「このメンバーなら絶対に大丈夫!」

と腹の底から信じ切って委ね、

最後までやりきる人。

 

それを覚悟して決断できる人。

 

そういう人がリーダーになります。

 

覚悟と決断って、

育成しようとしても出来ませんよね?

 

もし本当に会社がリーダーを

「育成」したいと思うなら、

まずはそれによって利益なりなんなりが

落ち込んだり失敗することもあることを

会社自体が「覚悟」して、

本気で育成するのだと「決断」しなければ

なりません。

 

その上で、リーダー候補の方々に、

「覚悟」と「決断」を日々しなければ

ならない環境を与えて、

リーダー候補生たちならきっとやってのける!

と「覚悟」と「決断」をしなければなりません。

 

どうでしょうか?

 

リーダーは育成しようとして

育成できるものではありません。

 

覚悟と決断の迫られる環境にいて、

最後まで覚悟と決断をやり切った人が

リーダーになります。

 

なのでリーダーは育つのではなく

 

「成る」

 

ものなのです。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。