こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

社長さんから耳にするお悩みで、

 

部下の行動変容を期待して

フィードバックをするのだけど、

思うように変容がおこらない・・・

 

というものがあります。

 

なんでフィードバックしているのに

それが部下に届いていないのでしょうか?

 

社長さんにもう少し詳しく

お話を聞かせてもらうと、

 

自分から見て部下の仕事ぶりが

物足りないので、

こういうやり方をするといいよ!

ということを伝えているそうです。

 

なるほど、それでは部下は変容を

起こさないでしょう。

 

まず、

 

・自分からみて部下の仕事ぶりが物足りない

 

この部分。

 

会社で1番仕事ができるのは

基本的に社長をおいて他にありません。

 

1番仕事ができるから社長です。

 

その社長から見て部下の仕事ぶりが

物足りないのは当然です。

 

1番できる人から見れば、

他の人は自分よりも足りない

と思うのです。

 

そもそもでいうとこの社長は

出来ない、足りないという点だけに

フォーカスしています。

 

つまり、部下の持ち味に目を向けていません。

 

それでは部下の持つ、

社長よりも優れた持ち味に

気付く余裕もありません。

 

そしてもう1つ。

 

・こういうやり方をするといいよ!と伝えている

 

節子、それ、フィードバックちゃう。

「アドバイス」や・・・

 

フィードバックとアドバイスは

明確に異なります。

 

アドバイスは助言すること。

フィードバックは事実を「ありのままに」伝えること。

 

社長はフィードバックと思ってましたが、

実はやり方の助言をしていたんですね。

 

フィードバックは、

 

理想はここ。

私達の現実はこれ。

どうやったら理想に近づける?

 

とすることです。

 

向かっている理想に対して

自分達の現実を見つめること。

 

それがフィードバックです。

 

そこから先のどうしたらいいのか?

どうやるのか?は部下が考えたり、

もしくは社長も部下と一緒になって

考えます。

 

人は他人から言われたことは

やりたがりません。

 

自分で考えたことだから

やろうと思うんです。

 

フィードバックをするならば、

 

「私から見えている貴方はこうだよ」

 

という事実だけを伝えて下さい。

 

本日も読んで下さり、

有難うございました。