こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

問題です。

 

・その国は日本の明治維新とほぼ同時期に

国家統一されましたが、その後は日本よりも

早いスピードで経済成長し、その国は昭和初頭には

世界5位の富裕国になっていた。

 

・首都の街はその美しさから「第2のパリ」と呼ばれている。

 

・その国はいま、犯罪がめっちゃ多い。

東京都比較すると殺人4倍、傷害20倍、窃盗40倍、

強盗になると2,000倍の発生率。

 

・世界で唯一、先進国から途上国に転落した。

 

・その国の教育レベルは現在、低下してきている。

 

・その国は小学校から大学まで、公立校の授業料は無料。

この制度は昔、大統領が人気取りの為の政策として

バラマキを行ったが、その反動で国家の財政が悪化。

学校は無料だが教師に満足な給料がだせないため、

教育レベルが急速に悪化。学校は荒廃。

 

さて、この国とは一体どこでしょうか?

 

もちろん、今も存在する国です。

(答えは1番最後に)

 

この国の状況、今の僕たちの国に似ていませんか?

 

大東亜戦争後の焼け野原から20年で復興。

かつてはアメリカにJapan as No.1と言わしめた

経済大国。

 

国民の教育レベルは高く、識字率も100%に近い。

また犯罪率も低く、女性が1人で夜、安全に出歩ける。

 

しかし・・・・・

 

かつての経済大国は今や世界競争力ランキングで

2022年には過去最低の34位。

労働者人口の約37%が非正規雇用者。

消費者物価指数はG7加盟国中最下位。

生産性もG7加盟国では最低。

ビジネス効率性は世界51位。

政府の効率性は39位。

インフラ22位。

経済状況20位。

 

所得格差拡大。

教育格差拡大。

選挙のためのバラマキ政策。

首都近郊への人口集中。

地方の衰退。

大胆な犯罪の増加。

 

おお、メッチャ出てきますね。

自分で書いていて気が滅入る・・・

 

ですが、これは現実なんです。

いま、僕たちの国に起こっている現実。

 

例えばビジネス効率性などは、

直近で起こった出来事で、

メガバンクのATMのシステムエラー事件や、

今のマイナンバーと保険証の件などを見れば

「さもありなん」って感じですよね。

 

政治が悪いからだ!って言う前に、

コレは僕も含めた国民に否があると

僕は思います。

 

政治家である議員は国民の代表。

その代表を選んでいるのは国民。

 

政策や制度がおかしいと思うのであれば

声をあげればいいのに、

事なかれ主義で目を付けられたくないから

仲間内だけで愚痴るだけ。

 

「政はどこかの誰かが勝手にやってくれるでしょ」

 

と興味を示すことすらしてこなかった、

そのツケが今になって出てきています。

 

僕はそんな状況から少しでも良い方向へ

変化することを目指して、

チームビルディングの専門家として

研修事業をやっています。

 

国を変えるほどの力はありませんが、

プログラムを通じて

 

「言いたいことはきちんと言う」

「言っていることにきちんと耳を傾ける」

「それをみんなで考える」

「考えたことをやってみる」

「出来たらみんなで大喜びする」

「出来なかったら振り返って再挑戦する」

 

これらを特別に勇気を振り絞らなければ

出来ないようなものではなく、

誰でも簡単にできるような環境をつくりたい。

 

1人ひとりがそれができれば、

会社が変わってくる。

 

会社が変われば社会が

変わってくる。

 

僕はそんなことを考えています。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。

 

※問題の答えは「アルゼンチン」です。