こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

みなさん、石丸市長をご存知ですか?

 

広島県安芸高田市の市長さんです。

 

僕はYoutubeで動画を視聴するのが

好きなのですが、

このところはこの石丸市長の議会動画や

記者会見動画をよく観ています。

 

どんな動画なのか?というと、

議員や新聞記者がなんとか市長から

失言を引き出したり、

 

「私が間違っていました」

 

と言わせたいので、

あれこれと妙な質問をするのですが、

それらを全て喝破されていく様子が

観られる動画です。

 

石丸市長は41歳とお若い市長です。

また、京大卒、前職の三菱UFJ銀行では

経済アナリストだったというご経歴です。

 

そんな石丸市長は安芸高田市の議会改革と

市の財政の立て直しに奮闘しているのですが、

どうも議員さんや、とある新聞社の方達は

それをしようとする石丸市長が気に食わないらしく、

あの手この手で市長を引きずり落とそうと

しているらしいのです。

 

詳しくは動画を観ていただきたいのですが、

とにかく石丸市長は非常にロジカルです。

 

また、正義感が強く、ご自身のスタンスも

とても明確です(と僕には見えています)。

 

対して議会のセンセイ方や一部新聞社の

記者の方達は、質問が質問になっていなかったり、

質問の主旨が曖昧だったりして、

それをツッコまれると詭弁を弄して

揚げ足をとろうと躍起になったりします。

 

これ、普通に会社組織でも起こりますよね?

 

改革をするということは、

必ず抵抗する人が出てくるということです。

 

なぜなら、人は変化が嫌いだからです。

 

もしそこに既得権益があれば、

その抵抗は執拗かつ激しいでしょう。

 

抵抗する人がいれば改革は当然、

前に進む力が弱くなります。

 

抵抗する人はあの手この手で

改革することについての

ネガティブインパクトを吹聴して、

できるだけ多くの人を自分の側に

つけようと画策してくるからです。

 

では、どうすれば改革がスムーズに

行われるのでしょうか?

 

残念ながらスムーズな改革というのは

ないものだと僕は思います。

 

どんなに素晴らしい改革であっても、

それによってメリットを享受する人、

逆にデメリットになってしまう人が

存在するからです。

 

ではこんな時、

リーダーはどうしたら

良いのでしょうか?

 

それはみんなで

 

「対話」

 

をすることです。

 

議論ではありません。

「対話」です。

 

対話は結論を出すことをしません。

結論を出さず、「どうして私がそう思うのか?」を

お互いに異論反論を挟まずに話すことが対話です。

 

対話をすることで相手がそのように考える

背景を知ることが出来ます。

 

それが改革のスタートラインだと

僕は思います。

 

しかし、それでもやはり抵抗する人はいます。

 

それはそれで仕方のないことだと思います。

 

最終的にはリーダーは選択し、

決断をすることが求められます。

 

我々はどこに行こうとしているのか?

それによって何が達成できるのか?

達成することで何がどう変わるのか?

 

目的、ゴール、達成後の未来、

こういった事を粘り強くメンバーと

共有しながら、選択と決断をするのです。

 

そしてメンバーもリーダーが選択し、

決断したのなら、それをやっていくしか

ないのです。

 

そうでなければ前に進むことは

出来ないのですから。

 

リーダーの選択と決断も大切ですが、

僕はそれよりもメンバーの在り方の方が

大切だと思っています。

 

リーダーが決断したのに

いつまでもゴネているのでは、

それはチームではないからです。

 

リーダーは選択し、決断し、

その結果に対して責任を取るのが

役割なんです。

 

その役割として「やる」と決めたのなら、

メンバーも一緒になって懸命にやるしか

ないのです。

 

リーダーの強権発動ということではありません。

 

完全に納得いかなくとも、

部分的に納得できるなら

そこからは全力でやれることを

やるしかないのです。

 

何かを変えるにはそれだけの

覚悟が必要ということですね。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。