こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

続けるのか、やめるのかを

判断するのって難しいですよね。

 

いわゆる「サンクコスト効果」というヤツです。

別名「コンコルド効果」ですね。

 

これまで気持ちも、時間も、お金も

費やしてきた。

 

もう少しできっとハネるかも知れない。

だから止めたくないし止められない。

 

すごくよく分かります。

 

特に社長は日々、

これに悩まされていると思います。

 

実はこれってチームビルディングと同じで、

 

「ゴール」

 

と決めておくことで

回避ができます。

 

つまり

 

ここまで行ったら継続

ここまできたら止める

 

というように、

区切りをつけるのです。

 

そんなことは分かっているよ!

 

という社長はたくさんいるでしょうが、

お話はここからです。

 

分かっていてもついついやってしまう。

それが人の性です。

 

どうしてかと言うと、

人は自分の意思で始めたことは

どうしてもやり続けたくなるからです。

 

これはロジックとかのお話ではなく、

人の感情の話です。

 

負けたような気がする

中途半端になるのがいや

堪え性がないと思われたくない

 

こういう感情です。

 

良いとか悪いとか、

そういうことではないんです。

 

だからこそ決めてもらいたいのが

「やらないこと」です。

 

例えば今のサンクコスト効果。

 

区切りをつけても止められない、

なんていうことは往々にしてあるのですから、

 

予め「やめられないことはやらない」と

決めるというのも1つの方法です。

 

やろうと思うことはたくさん出てきますが、

やらないでおこうと思うことって

案外と出てきません。

 

そこでやらないことを決める練習として

おすすめするのは、次のことです。

 

今の自分の身近にある習慣とか

慣習といったものを見直してみるのです。

 

例えば週に3回の会議があったとして、

そのうちの何回がやらなくていいものかを

見直します。

 

3回のうち、2回は進捗報告のような

情報共有の場としての会議なら、

それは会議とは言わないので

やらなくていい。

 

すると、

 

「情報共有の会議はやらない」

 

というやらないことが決まります。

 

そうやって身の回りにある

習慣や慣習を見直して、

少しずつ整理をしていってみます。

 

すると意外と多くのやらなくていいものに

気付くと思うので、それらを1つずつ止めていけば

いつの間にか身軽になっているはずです。

 

慣習や習慣がやめられないのも

 

「前からやっているから」

「そう教わってきたから」

 

これはつまり、

 

「止めたら周囲から何を言われるか分からない」

 

という恐怖の感情からくる

防衛反応です。

 

ですが実際に1つのことを止めてみて下さい。

 

きっと止めたところで影響はありません。

 

強いて言うならば、

やめて最初の2週間くらいは

ソワソワモヤモヤするでしょうが、

それ以降は何も感じなくなります。

 

人って繊細なんですが、

そいうところっていい加減です。

 

そうやってやらないことを決めていけば、

全社員が他のことに時間を使えます。

 

それが社員の満足度に繋がるし、

チームや社内のパフォーマンスを

アップさせるのに貢献しますよ。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。