こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

リーダーは呟いた。

 

「あの人の行動がなかなか変わってくれない・・・」

 

リーダー経験のある方なら、

 

「あ〜あるある」

 

と思う呟きではないでしょうか。

 

あのメンバーの行動がもう少し変わってくれたら、

もっとチームのパフォーマンスが良くなるのに。

 

あの人、行動を変えようとしているのは分かるけど、

全然変わって行く様子が見えないんだけど・・・

 

リーダーであればチームパフォーマンスだけではなく、

パフォーマンスを出してくれるメンバーの育成も

大事なミッションになるのですから、

そう思うのも当然です。

 

ですが、そういう時は一旦、

落ち着いて考えてみて

欲しいんです。

 

相手に

 

「変わるスピード」

 

を求めてどうするのか?

ということを。

 

変わろうとする意思がある限り、

人は変わることができます。

 

変わらない時というのは、

その意思を放棄した時のみです。

 

メンバーが行動を変えようとし始めたとして、

そんなに早く変われるものでしょうか?

 

変われると言うのであれば、

それはどのくらいのスピードのことを

言うのでしょうか?

 

そして、そう言うあなたは、

自分が言ったほどのスピードで

自分の行動を変えられるのでしょうか?

 

行動を変えるのには時間がかかります。

 

変えるために必要なことは

 

「続ける」

 

ということだけです。

 

しかし、人間には恒常性維持機能という

元に戻ろうとする機能が備わっています。

 

なので常に意識をして続けていき、

なおかつ時間をかけないと変われません。

 

もしあなたのチームのメンバーが

行動を変えようとしている最中、

あなたがイラついてしまうのであれば、

あなた自身が行動を変える経験を

していないか、

 

もしくはその経験そのものを

忘れてしまっているかです。

 

自分が行動を変えた経験があるのであれば、

「変えよう」と意識をし始めてから、

完全に「している」つまり「行動が変わった」

と言える状態になるまでに、

 

どのくらいの期間を要したのかを

思い出してみて下さい。

 

人が変わるのには時間がかかる

 

ということを理解できれば、

メンバーが変わるのにも時間が

必要だということも理解できるでしょう。

 

だって、自分が変わるのにも時間が

かかっていたのですから、

 

「そうだよね。変わるには時間が必要だよね」

 

って思えますよね。

 

そう思えれば、

メンバーが変わることにも

待っていられるように

なるのではないでしょうか。

 

「続ける」とは「時間をかける」

 

ということです。

 

相手の変化を待てないならば、

相手に変化を求めるのは筋違いです。

 

変化を求めるなら「待つ」

 

それもリーダーの役割です。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。