こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 


アレは、僕がCovid-19に罹患する1日前、

6/17(土)の話です。

SNSの繋がりの方から、

「採用支援しているクライアントから

受けた依頼について悩んでるので助けて欲しい」

というDMが飛んできたので、
なので秒でzoomしてみました。

その話をざっくりサマライズすると、

「互いにdisり合う社内カルチャーによって、

新しく人が入っても定着しない」

という内容。

僕が正直に思ったコトは

「なんじゃその『FREESTYLE DUNGEON』なカルチャーは?」

僕はその会社の社長やメンバーと

直接対話をしていないので、

zoomの話だけでは何とも言えません

ただ、disが当たり前になっているということは、

組織が人に関心持っていなのではないか?

と思いました。

会社って、仕組みさえつくれば

人はそれに勝手についてくる

って思いがちですが、

実は順番が逆だったりします。

人のことが分かって、

そこで初めて仕組みを

どうするかを考えることが

できるんです。

なぜなら、組織の仕組みっていうのは

「人が『その組織のお商売で』うまい具合に売ってくれるようにするために」

存在するものだからです。

メンバーが儲けてくれないと

会社は存在できません。

で、そう考えた時、

誰がどんな事が上手いのか、
誰がどんな持ち味を持っているのか、

そういった事を知らないでいると、

仕組みを活かせなくなります。

「そんなもん、人が仕組みに合わせるのが当たり前だろう!」

と言う人もいるでしょうけど、

僕からするとそれは組織が

「人に全く期待していない」

ように見えます。

どうせオマエラ、

成長なんかしないんだから、

黙って仕組みに従っとけや!

っていう風に感じてしまうんですよね。

いや、人って成長しますよ?

そりゃあ、人それぞれで成長速度も

成長幅も違いますけど、

きちんと関われば成長しますって。

それに、組織にとっても

人を成長させたほうが

それに見合った仕組みを

つくれるわけだから、

 

成長したメンバーはその仕組みをフル活用して

パフォーマンスを上げてくれますよ。

と、まあ、90分くらいこんなような話をして、
あとは僕の勝手な見立てを伝えて終了。
 

この会社、恐らくは会社としての

目標や目的も共有されていないと

思われます。

だからメンバーからすれば、

上からのお達しでくる数字だったりは

全部「タスク」でしかないので、

自分のタスクが終わったらそれでよし。

誰かが困ってたり、遅れが出ていると、

「自分は出来ているのにアイツは出来てない」
        ↓
「出来てないのに同じ給料なのがムカつく」
        ↓
「出来ないくせに何か言うのがムカつく」
        ↓
「出来ないくせにいるのがムカつく」
        ↓
「もう、会社からなにまで全部ムカつく」
        ↓
「でも辞めて次探すのもメンドイし、

ムカつくけど自分のコトだけやってりゃ

とりあえず給料はもらえるから働いてやってる」

みたいなdisスキームが出来てるのかも知れない。
(そんなモン、いらんけどな・・・)

全員がそうなのかと言えば分からないけど、

少なくとも今の段階では

チームになろうという意思は

見えてはこなかったです。

「なりたくない」って言うよりも、

「今はまだムリ!だってお互いの事がよく分からないんだもん!」

っていう感じでしょうね。

こうやって記事を書いていたら、

昔の事を思い出しました。

以前、パートナー企業からアサインされた

チームビルディング研修合宿で、

そんな感じの会社がありました。

初日の午前中で

 

「こりゃあ、チームビルディング以前のお話だ」

 

って事が分かったんで、

パートナー企業のリードファシリに

プログラムをまるっと変えることを提案したんです。

結局2日目は最初から最後まで

アクティビティの代わりに対話をしまくって、

相互理解を深める環境つくりをしました。

そして3日目に改めてアクティビティをやって、

ようやくチームになるための土台がつくられ始めました。

随分昔の話ですが、

チームビルディングには

その前段に「意思」がなければ

チームにはなれない

 

というお話でした。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。