こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

部下との1 on 1が上手くいかない・・・

 

そんな嘆きを耳にすることが

多くなってきました。

 

普段も自分からメンバーへ

よく話しかけますし、

メンバーからも声をかけられるので、

1 on 1をでも大丈夫だろうと

たかを括っていたそうです。

 

しかし、いざその場になると、

問いかけに対する反応は薄く、

態度も早く終わらせて欲しい

という感じがありありと

感じられたそうです。

 

なのでその方に、

1 on 1でどのような質問を

しているのかを尋ねてみますと、

 

仕事の結果について、

 

今後はどうしていくのか?

 

だとか

 

今回はなぜこのような結果になったのか?

 

そういった事を聞いていたそうです。

 

1 on 1において、

主役は部下であるメンバーです。

 

それなのに、この上司の人は、

結果だけを見て、

その結果についてのみを

尋ねています。

 

これでは質問をしているのではなく、

尋問をしているだけです。

 

また、結果だけにフォーカスするのも

メンバーのモチベーションを下げます。

 

結果だけの話だと、

 

「出来た 出来ない」

 

の2極となるため、

出来てればOKで、出来なければダメ、

という話になっていきます。

 

もちろん、仕事なので、

結果は重要です。

 

そのこと自体は悪くありません。

 

しかし、「結果を見ている」

 

ただ、それだけです。

 

結果の善し悪しを問わず、

結果を出してきている人は

誰なのか?

 

という視点が抜けています。

 

結果を出すのはメンバーですから、

「メンバーを見た質問」をしなければ、

 

「この人は結果だけが大事で、

オレのことはどうでもイイんだな」

 

という捉えられるかも知れません。

 

では、どうしたらいいのか?というと、

 

結果に至るまでのプロせずを中心に

話をしたり質問すればいいのです。

 

その上で、今後はどうしていけば

売れるのか?

 

というお話がしやすくなると

思います。

 

前にも書いたと思いますが、

1 on 1はメンバーの話を聴く場です。

 

そのためには普段からメンバーを

観察しておいて、

1 on 1へはその結果に至るまでの

過程を尊重し、認めることが

大切になります。

 

そしてそのプロセスに至った

背景などを尋ねれば、

メンバーの方から「実は・・・」

という言葉を引き出せるかも知れません。

 

プロセスについてを質問すると

メンバーは、

 

「この上司は普段から自分たちを

よく見てくれているな」

 

と思い、自分からあれこれと

話してくれるようになります。

 

1 on 1 がうまくいってないという人は、

結果よりもプロセスにフォーカスして

話をしてみると良いかもしれませんよ。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。