こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

リーダー。

 

それはチームを引っ張る存在。

先頭に立ち、メンバーを鼓舞して、

ゴールに向けてチームを先導する。

 

リーダー。

 

それは選ばれし者。

 

リーダーというと、

こんなイメージが一般的ですかね。

 

僕はリーダーもメンバーも、

チームにおいては等しい存在

だと思っています。

 

役割はそれぞれ異なりますが、

偉いとか偉くないとかは

関係ないものだと考えます。

 

ただ、メンバーとは異なり、

リーダーがリーダーたる所以となる

違いが1つだけあります。

 

それは、「パワー」です。

 

この場合、パワーは「(正義の)権力」のことを

指しています。

 

権力と聞くと、

やっぱり横暴な感じが

してしまいますかね?

 

僕が伝えたいのは、

自分の意のままに横暴を振るう、

そんな類の権力ではありません。

 

リーダーだけが持つ権力というのは、

チームとして自分達の道に外れる振る舞いを

厳しく罰するための権力です。

 

チームは自由であることが望ましいですが、

それは決して野放図でよい、ということでは

ありません。

 

そこには各チームなりの秩序や

規範が存在しています。

 

それを無視して逸脱したり、

「目的達成のため」という

お題目による手段を選ばない不正を

働いた場合は、厳しく対応する必要があります。

 

そして、それを実行するためには、

権力が必要となるんです。

 

権力がなければ、

どんなに厳しく対応しても、

それが効力を発揮することは

ありません。

 

一罰百戒は権力を持った

リーダーが執行することで、

意味を成してきます。

 

そしてリーダーは権力を持つからこそ、

その権力を行使する際に重大な責任を

伴います。

 

よく紙面を賑わせる、

企業の不正問題などで、

社長が記者会見を行いますが、

まさにアレがそうです。

 

権力を持つリーダーだからこそ、矢面に立って、

外に対してのコミットメントを行い、

そしてそれを確実に実行したことを証明する

必要も生じてくるんです。

 

そして一罰百戒を行える

リーダーだからこそ、

メンバーはリーダーを信じて

ついていくことが出来ます。

 

自分のお気に入りメンバーがやらかしても

何のお咎めもナシで、それ以外のメンバーが

やらかしたらペナルティが発生する、

なんていうリーダーならば、

誰もついていきませんよね。

 

リーダーだって人間なので、

間の抜けた所や出来ないことだって

たくさんあります。

 

それでも、チームによる問題が生じれば、

正義の権力を以て厳正に対処することが

求められます。

 

それがリーダーにしか持ち得ない、

たった1つのものではないか、

と僕は考えます。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。