おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

僕はこのブログの中で

 

対話

 

の重要性を書くことが

結構あります。

 

そして対話というのは

相手を受け容れることであり、

それにはお互いの前提を横に置いて、

相手の話を聴くことだとお伝えしています。

 

とは言え、お互いの前提を横に置くって

いったいどういうことなの?

 

というふうに思う人も多いと思います。

 

なので、今日は前提を横に置くために

やることを書いて行きます。

 

と言ってもやることはシンプルです。

 

それは「判断をしない」ということです。

 

前提があると、それを基に、

 

「それはこうだ」

「これはああだ」

 

という判断をしてしまいます。

 

良し悪しだったり、

善悪だったり、

常識非常識だったり、

 

こういった事を

相手の言葉を耳にした瞬間に

判断してしまうのです。

 

判断は僕たちの本能ですから、

それ自体は仕方ありません。

 

ですが、判断した瞬間に

相手を受け容れているとは

言えなくなってしまいます。

 

なぜなら判断をすると、

次の言葉にも判断をしますし、

その次の言葉にも判断をします。

 

すると相手の話を聞いている間はずっと

判断を続けることになり、

相手の話が終わった段階で

 

「この人は○○だから□□」

 

というカテゴライズがなされます。

 

その人の主義主張や信条なども含め、

それそのものがその人であると認識し、

どのような判断せずに、その人の存在を

そのまま捉えることが受け容れることなので、

判断がはいった瞬間にそれでなくなるのです。

 

なるほど、前提を横に置くってのは、

判断をしないことなんだな?

だけどそれってムズくね?

 

そう思う人がほとんどだと思います。

 

はい、ムズいです。

 

僕が出来ているのか?と問われたら、

素直に「出来ているとは言い切れません」

と認めます。

 

ですが、相手を受け容れるために、

判断を入れないようにするように

心掛けてはいます。

 

自分で意識をして、その人に対する

自分の判断を入れないように。

 

そのやり方は、

自分が判断をした瞬間に、

 

「あ!いま僕は『判断』した

違う、そうじゃない。

単に自分とは異なっているだけ。」

 

と自分の中で呟きます。

 

そうやって繰り返していくうちに、

だんだんと相手をそのまま

受け容れられるようになります。

 

人はそれぞれ異なります。

 

相手を受け容れるということは、

その異なりを全部そのまま受け止める

ということです。

 

自分の基準・尺度で判断をすると、

本当はdifferenceなのにwrongに

なってしまうんですね。

 

判断をしないことで前提を置き、

そこで初めて相手をありのままに

受け容れることができます。

 

ぜひ、判断をしてしまった時は、

自分で自分に「今、判断した!」

と心のなかで呟くようにしてみて下さい。

 

最初は難しいのですが、

だんだんと判断を保留出来るように

なっていきますよ。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。