おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

値上げ、値上げ、値上げ〜

 

今月も値上げ〜

 

4半期毎に値上げ〜

 

もう値上げのニュースが

当たり前になっていますよね。

 

今月も2,000品目が値上げ。

 

僕は主夫もやっていますので、

買い物をする都度で

値上げ幅の大きさに衝撃を受けています。

 

値段が上がる背景は僕たちも

よく理解していますよね。

 

そもそもモノをつくるための

原材料価格が高騰していて、

更にモノをつくる過程で生じる

エネルギーだったり物流だったり、

とにかく「モノ」にかかるコストが

上がっています。

 

だから商品の値上げをせざるを得ない。

 

それはいいんです。

 

ただ、この値上げにおいて

企業がやっていることはなにか?

 

「食べきりサイズになりました!」

「女性やお子様でも持ちやすいサイズになりました!」

「美味しくなってリニューアル!」

 

っていう消費者の味方をしている

 

「フリ」

 

をしながらも、

やっていることは、

 

内容量を減らす(値上げ)

商品そのものの値段を上げる(値上げ2)

 

という2重の値上げです。

 

はい、ステルス値上げってヤツですね。

 

すでに消費者は気づいているんですよ。

この姑息な手段に。

 

普通に、

 

「製造コストがハンパねぇんす!

だから値上げします!」

 

とだけ言って、

内容量はそのままで

値段だけを上げればいいんです。

 

買う側も今のご時世なら

値上げも止むなしなんて

分かってるのですから。

 

素直になればいいところを

勝手に消費者の声を代弁したつもりになって、

やらなくてもいいことをやっている。

 

本当に消費者の声を集めているのか?

と疑いたくなりますね。

 

相手のことを想う「フリ」は

必ず相手にバレます。

 

それが自らの保身を目的とするのであれば

なおさらです。

 

そしてバレれば相手は離れていきます。

 

組織もチームもそれは同じ。

 

社員やメンバーのことを

考えている「フリ」は

組織にもチームにもなんの

メリットもありません。

 

かえって悪い評判しか広まらないのです。

 

すると人がどんどん離れていきます。

結末は言わずもがなですね。

 

だからこそ必要なのが

コミュニケーションです。

 

それも「聴く」方のコミュニケーション。

 

そもそもお互いに聴く耳がなければ

事情も何も分かりません。

 

事情を分かってもらうには、

誠実な発信とそれに対しての

フィードバックが必要です。

 

これを相互に行うからこそ、

互いの背景が分かり、

理解へと歩が進みます。

 

一方的に

 

「分かってる、分かってる!

大変だよね!大丈夫だよ。

なんとかしてあげるね!」

 

と言いながら、

メンバーにとって的外れな

対策をされてしまえば、

 

「あ、何も分かってないんだな」

 

となるわけです。

 

だからこそ、組織やチームは

メンバーとの対話を定期的に

行う必要があります。

 

対話は議論と異なり、

結論も出しませんし

判断もしません。

 

お互いに「聴く」場です。

 

質問はしますが、自分の見解は

どう思うか?と言われない限りは

伝えません。

 

フリをして相手を失望させる事ほど

組織やチームにとってマイナスなことは

ありません。

 

慮るフリ

想うフリ

 

そのフリをする時間が無駄です。

 

その時間があるなら、

お互いに対話をしてみましょう。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。