おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

以前のブログでお伝えしたことがありますが、

世の中にはたくさんのドリームキラーが

存在します。

 

それは意識している/いない関係なく

誰しもがドリームキラーになってしまう、

という意味です。

 

親兄弟、親類縁者、友人、知人、

教員、上司などなど。

 

悪気はなく、本人のためを思って

現実的であることを促すものであり、

決して他者を貶めたり腐したりするような

意図はありません。

 

ドリームキラーはついこう言います。

 

「いや、夢なのは分かるけど、現実はさ・・・」

「もっと現実をみなよ・・・」

「そんなのムリに決まってるじゃん・・・」

 

あくまでも「良かれと思って」です。

 

相手が苦労したり困ったりしないよう、

大きく躓かずに済むように。

 

ですが、言われた相手からすると

 

「否定された」

 

と感じます。

 

言った相手に悪気がないのは

分かっています。

 

でもやっぱりいい気持ちはしません。

 

個人でだってそうなのですから、

これが会社やチームで行われると、

メンバー達は委縮してしまいます。

 

するとどうなるか?

 

「どうせ何を言っても否定されるから」

 

と、メンバーは意見を述べなくなります。

 

否定は相手に対して

 

怒り

不安

面従腹背

 

などのマイナスな心理的影響を

発揮します。

 

それって、会社やチームにとって

どんなメリットがありますか?

 

心理的に安全な環境というのは

 

・誰が誰に対して何を言っても大丈夫

・どんな発言や指摘も他のメンバーの関係性に影響がない

・否定や拒絶をされる心配がない

 

ということです。

 

つまりこれは心理的安全性の高い

環境つくりのお話です。

 

無意識にやってしまいがちな

「否定」を意識して止めてみませんか?

 

否定や拒絶がなくなると

 

・ちゃんと聴いてもらえる

・相談や議論も安心してできる

・一緒に考えられる

・自己肯定感が増す

・一緒に仕事をするのが楽しくなる

 

こういった気持ちになれますから、

新しいアイデアや困りごとなどの相談も

しやすくなります。

 

メンバーは安心して仕事ができますし、

パフォーマンスも上がってきます。

 

メンバーのパフォーマンスが上がれば

チームや会社はその分だけお商売で

儲けることができます。

 

相談や提案に対し、

ドリームキリングな否定や拒絶をしない。

 

その代わり、

 

「OK、いいね!

じゃあ、どうやったらそれが実現できるのか、

一緒に考えようよ」

 

たったこのひと言を相手に

言うだけでいいんです。

 

でも、何でもかんでも相手のいう事を

否定しないで認めていたら、

無謀なことや無茶なことを仕出かしそう・・・

 

そんな心配を持つかも知れません。

 

だからこそ、

「どうやったら実現できるのかを『一緒に』考えよう」

と伝えるようにしてください。

 

一緒に考えよう、と伝えることで、

相手が現実に気付くためのきっかけを

つくる事にも繋がりますので。

 

一緒に考える過程で自らの至らなさに気付いたり、

自分に足りていない何かを気付ければ、

それはそれで本人の知識やスキルの更新に

なるからです。

 

いかがですか。

 

単に否定や拒絶をしないで、

いいね!一緒に考えよう!!

とするだけで、

ドリームキラーからドリームサポーターへと

ジョブチェンジできますし、

チームや組織内の心理的安全性も高まり、

メンバーのパフォーマンスアップにも

貢献できる。

 

まさに一石三鳥です。

 

心理的安全性の高い職場やチームを

目指したいと考える経営者やリーダーは、

無意識にドリームキラー発言をしていないかを

意識してみてください。

 

もし該当するのであれば、

今日から脱ドリームキラーに

なりましょう。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。