おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

相手が何を伝えたいのか伝わらない、

相手に自分の伝えたいことが伝わらない。

 

対人コミュニケーションって難しいですよね。

 

僕自身も常にそれを感じていて、

ついつい相手に尋ね過ぎてしまったり、

自分が話しすぎたりしてしまいます。

 

いきなり乱暴なことを言ってしまえば、

相手や自分の言いたいことが相手や

自分に100%伝わるという事は

100%あり得ません。

 

もう、100%と断言してしまいます。

 

何故かと言えば、

伝えたい事柄について、

生のままの感覚を持てるのは

発信者本人以外には存在しないからです。

 

発信者が受信者に伝えたい事柄は、

発信者の体験・経験に基づくものです。

 

その体験や経験の当事者にならない限り、

その時に感じた感覚や感情は分かりません。

 

逆に受信者には共有できるものがないため、

発信者の言葉を自ら体験・経験してきたことの

データベースに当てはめて、

そこから発信者の情報を解釈していきます。

 

そのため発信者が発したある言葉が、

受信者の解釈によって希釈されたり

濃縮されたりすることになります。

 

すると伝え手が伝えたい事が

大したことなかったり、

むしろ尾ひれがついてしまったり、

変化してしまいます。

 

このようにコミュニケーションというのは

基本的に相手の解釈に委ねられるという

事実があります。

 

口頭であっても文章であっても、

言葉を使ったコミュニケーションであれば

これは避けられないんですよね。

 

ただそれを寒がっていては

誰ともコミュニケーションは取れません。

 

それ以前に自分の主張や考えなどを

他者に知ってもらったり、

分かってもらう事すらできません。

 

と、なると、

どうしたら極力伝わるように

コミュニケートできるのか?

が気になるところです。

 

何が正解なのかは僕にも分かりませんが、

僕が良いと思うのは要約確認です。

 

これこれという事だけど、

自分は〇〇とい理解した。

これで合っている?

 

とすることですね。

 

ごくごく当たり前の事なんですが、

相手と話をしている流れの中なので

実はついつい省略してしまいがちです。

 

しかしこれをやっておくことで、

お互いに「伝わらない!」という

モヤモヤをかなり解消できるので

お勧めしたいです。

 

もう1つの出来ることは、

 

「そもそも相手には伝わらない」

 

と最初から割り切っておくことです。

 

割り切っておけば相手の話も

自分の話も伝わらないのですから、

先ほどの要約確認を毎回やろうと

心がけられます。

 

ドライなように見えて

自分も相手も解釈違いで

イヤな思いをすることが

格段に減らせますから、

もし良かったら意識してみて

下さい。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。