おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

多くのチームや会社でリーダーが

メンバーに対して願うのが

 

「行動変容」

 

です。

 

チームや会社のミッションを達成するためには

メンバーの協力が必要になりますが、

メンバーが協力行動を取るためには

今までの行動とは異なる行動が必要です。

 

しかしそのためにはメンバーに行動変容を

起こしてもらわなければなりませんね。

 

ただ行動変容というのは他人が望んでも

思うように変容はしません。

 

それはそうです。

 

基本的に人は他者からの干渉で

自らを変えることを嫌います。

 

人は変えられない。

 

これは事実なんです。

 

とは言え行動変容が必要とされる時に

変わっていかなければお商売で儲けられれません。

 

そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

 

人が行動を起こす際にはいくつかの

プロセスがあります。

 

まず最初は知らないという状態からスタートし、

次に知る、そして分かる、次にやってみる、

という過程が発生します。

 

この過程の3つ目である「分かる」というところが

大きなポイントです。

 

分かるという事はそれを「認識」していることです。

 

それが何で、どんな意味があって、

どういう効果をもたらし、どこに着地するのか。

 

「分かる」ことで先が見えるんですね。

 

だからこそ「やってみるか」という

行動が起こります。

 

メンバーが行動を変えない、

行動を起こさないと嘆いているリーダーは

恐らくメンバーに対して「説明」はしています。

 

しかし説明は「知る」を促すだけです。

 

知るというのは「認知」するということなので、

メンバーは「あ~そういうのがあるんだな~」

くらいにしか思いません。

 

実際に行動へと移してもらうには、

それが自分達にとって必要で

大切なことであるということを

「認識」つまり「分かる」へと

導く必要があるんです。

 

分かるへ至るには近道がありません。

 

・どうしてやるのか?

 

・やることで何が変わり、

何が変わらないのか?

 

・やったことで得られる個のベネフィット、

集団のベネフィットはどんなものがあるのか?

 

・どういったやり方をするのか?

 

・そのやり方は自分たちにとって

どのくらいの負荷になるか?

 

などなどを伝えるしかないのです。

 

確かに面倒くさいです。

 

なんで大人なのにそんな事まで

やらなきゃならないのか?という

苛立ちも共感できます。

 

ですがどれだけリーダーがメンバーに対し、

 

「行動を変えて下さい!」

 

と言っても変わりません。

 

人は人から言われて変わったりは

しないんです。

 

だからこそ、「自ら」変わってもらうために、

リーダーが「分かる」を促していくことに

意味があるんです。

 

そのためにリーダーは繰り返し

意味や意義を伝えることが求められます。

 

常に発信をして、「分かる」を促し、

「やってみ」てもらうより方法がないのです。

 

もちろん罰をちらつかせて

強制的に変容させることは可能でしょう。

 

しかし強制されたものに持続性や

再現性は期待できません。

 

自律自走するチーム・組織を目指すなら、

やはりそこは地道に王道を行くのが

良さそうですね。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。