おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

さあ、皆さん!

大晦日ですよ!

 

でも、今年は大晦日的な記事にはしません。

通常運転な記事にしちゃいます。

 

今日は僕たちの身の回りをいつでも

優しく包み込んでくれる「空気」について。

 

中学校や高校、大学などで、

先生から「この問題分かる人、挙手!」

と言われた経験ってありませんか?

 

ちょっとその時の情景を

思い出してみてください。

 

自分も含めて、

手を挙げていましたか?

 

たぶん、ほとんどの人が

 

「なかった」

 

と答えるのではないでしょうか。

 

これは教室内にそういう「空気」が

流れていたという事です。

 

そういう「空気」ってなに?

 

「間違えたくない」

「目立ちたくない」

 

大きく分けてこの2つじゃないですか?

 

間違えたら恥ずかしいし、

答えが合っていても

間違っていても目立つから

恥ずかしい。

 

だいたいこんなところでしょう。

 

それって、教室内がそういう「空気」

だからそうなっています。

 

言い換えれば「同調圧力」ですね。

 

「手、挙げんの?恥ずかしいよ?」

「間違えたら恥ずかしくないの?」

 

こういう無意識、無言の圧力です。

 

僕は高校卒業後にアメリカへ6年ほど

渡航していましたが、

現地で通った学校ではこのような空気は

全くありませんでした。

 

そもそも間違うことに対して

誰も変な罪悪感とか羞恥心を

持ち合わせていませんし、

手を挙げるから目立つ、なんていう

意識すらありません。

 

なのでみんな躊躇なく手を挙げますし、

なんなら持論を述べてくる学生も

たくさんいます。

 

今は学校を例に挙げましたが、

会社でも同じようなことが

起きていませんか?

 

空気=同調圧力がいけない、

という事ではありません。

 

ただ、それは時と場合を選ぶのだと

僕は思います。

 

有事や緊急を要する場合や、

倫理道徳が求められるような場合などは

同調圧力は集団に秩序をもたらします。

 

しかしそのような場合を除いて、

普段はそういった空気が場の

心理的安全性の醸成を阻害します。

 

言っていいんだ

話していいんだ

 

これが心理的安全性を担保する

空気です。

 

僕たちが会社で「学校」のような

空気感を持っている以上は

心理的安全性が確保された場になるのは

少し大変そうです。

 

1年の最後の記事ですが、

来年は今よりももっとたくさんの会社で

心理的安全性の高い場に対する興味関心や

取り組みが増えるといいな、と思って

2022年に幕を閉じるとしましょう。

 

皆さん、本年も読んでくださり、

ありがとうございました。

 

どうぞよいお年を

お過ごしください。

 

2023年もよろしくお願いいたします!!