おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

サッカーに詳しくない僕ですが、

またもやサッカーワールドカップの

日本代表チームについてです。

 

先日のワールドカップカタール大会は

アルゼンチンがPKでフランスを退け、

優勝となって幕を閉じました。

 

どちらのチームもワールドカップ常連、

しかも常勝の強豪チーム。

 

どっちが優勝しても

おかしくありませんでした。

 

こうなると今回の大会で

ドイツとスペインを破り、

大会に大きな爪痕を残した

我らが日本チームへの

次の大会への期待が高まります。

 

しかし、残念ながら今回のチームは

もう2度とつくられることはありません。

 

もし仮に今回と全く同じメンバーが

代表に選ばれたとしても、

今回と「同じ」チームにはなれません。

 

何故かというと、

今回と同じ目標・目的が

変わってくるからです。

 

もう少し丁寧に言うと、

今回と全く同じ目標・目的になって、

メンバーも全く今回と同じだとしても、

次回では今回と同じように解釈することは

ありません。

 

そのため、同じチームにはなれないのです。

 

逆に同じチームにはならないからこそ、

毎回がチャレンジであるとも言えますね。

 

このブログで取り上げる

チームの発達段階では

 

形成期

混乱期

規範期

変態期

 

という4つの段階を

メインでお話ししますが、

発達段階には第5段階の

 

「解散期」

 

というものが存在します。

 

もともとは4段階でしたが、

この発達段階を提唱した

ブルース・タックマンさんが

後から5段階目を付け加えたのです。

 

チームは「解散」を以てその役目を終える、

ということですね。

 

ずっと同じチームでやれる方が

効率も能率も良いままでいられそうですが、

同じままだとチームは変化がなくなっていき、

いつの間にか馴れ合いが支配していきます。

 

適度に良い緊張感が失われてしまい、

いつしかグループへと変貌してしまいます。

 

そういった意味でも、

チームには「解散」が必要であり、

そこでメリハリをつけるというのは

大切なことでしょう。

 

ところで、解散することのメリットですが、

知見が拡散されるという面が挙げられれます。

 

チームとして積み上げてきた知見は

解散して離ればなれになったメンバーが

それぞれの持ち場や役割で応用してくれます。

 

それが拡散されることで、

また次回のチームビルディングの際に

各メンバーが持ち寄ってくる知見は

アップデートされてきます。

 

更に言えば応用されて運用されてきた知見は

新たな知見として新チームをビルドする際に

有効活用される効果も期待できます。

 

こうやって1つのチームが解散することで、

次のチームの成長のための土壌が

出来ていくんですね。

 

1のチームの解散は

10のチームビルディングに

福音をもたらす。

 

僕は勝手にそう思っています。

 

森保監督が率いた日本チームで培われた

知見もきっと、次の代表チームがビルドされる時に

活かされてくるでしょう。

 

もちろん、その時のリーダーがどうするのか?

にもよって変わってはきますけども・・・

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。