おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

先日ネットでこんな記事を読みました。

 

飛行機でわざわざ「真ん中の席」を選ぶ人たちの意外な理由とは

 

読んでみると確かに「それな!」

と思える理由だったので、

改めて人は人と違うよなぁ~

と知らされました。

 

そうなんです。

 

人は人と違うんです。

 

でも、自分とは違うって

頭で分かっていても、

ついつい無意識で否定したり

拒否したりしてしまうものです。

 

このように無意識で自分の尺度で

物事に基準を設けて良し悪しを判断するのを

 

「アンコンシャスバイアス」

 

と言います。

 

要するに自分物差しだけで

自動的に判断することのことです。

 

こうやって書くと

悪者のように思われますが、

実は人間が種としてここまで

繫栄してこられた事の要因の

1つとして考えられるくらい

必要な「脳の機能」なんです。

 

僕たち人類は野生下において

他の野生動物とは異なり

あまりに無力です。

 

身体を守る毛皮もないですし、

牙も持っていません。

 

そのような過酷な環境下で

生き残るためには、

 

「集団の力」

 

が必要です。

 

でも、いちいちあれこれを

じっくりと考えていては

生命環境を脅かすような

状況下においては判断が遅れ、

集団の生存に関わってきます。

 

なので所属集団の経験知などを

尺度にしたうえで、

自動的に判断できるように

脳の機能が進化してきたんですね。

 

僕たちはこの機能があることで、

自分たちにとって安全か否か?を

瞬時に判断することができて、

今まで生き延びてきたわけです。

 

この機能がネガティブに働いてしまうと、

思い込みという方向に行ってしまいます。

 

思い込んでしまうとそれが絶対になるので、

相手にどのような思慮があるのかは

全く考えなくなってしまうんです。

 

では、そんな無意識に対応するには

どうしたらいいのか?

 

それは、

「どうしてそう思うの?」

という質問をすることです。

 

質問をすれば相手がその理由を

答えてくれます。

 

僕たちはそこで初めて、

 

「ああ、そういう理由があったのね」

 

となります。

 

質問をせずに一方的に決めつけてしまえば、

自分もイライラしますし、

相手も「勝手に決めつけないでよ!」という

対抗モードに入ってしまいます。

 

人と人は違うのですから、

自分の物差しで測りきれないなら

尋ねてしまえばいいんです。

 

それが「相互理解」へと導き、

「相互依存」への足掛かりに

なっていくのだと思います。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。