おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームが力を発揮をするために

欠かせない要素の1つに目標があります。

 

全員で目標を見据えて

達成しようとし始めることで、

チームはチームワークを発揮し

個が持つ力の最大限を出してくれます。

 

更に言えば個が持つ力を最大限を発揮し、

それに相乗効果が加わることで、

チームワークからチーム力へと進化し、

想像もしなかったようなパフォーマンスが

引き出されるということもあります。

 

目標というのは個の、

ひいてはチームの力を引き出し、

引き上げるのに有効なものというのは

こういったところにあるのでしょう。

 

しかし、目標は大切ではありますが、

自分たちの状態がどうなっているのか?

を考慮しておかないと分裂のきっかけと

なる可能性もあります。

 

例えばまだまだチームとは言えない様な

チーム状態。

 

言わばグループの状態ですね。

 

メンバーは集まったばかりで、

お互いを様子見しているような状態で

高い目標を掲げられても、

 

「いや、それムリっしょ・・・」

 

という反応しか得られない

と思います。


リーダーとしてはチームとして

目指したい目標があるとは思いますが、

それがチームの状態と照らし合わせて、

どう影響を及ぼすか?を考えないと、

逆にチームビルディングを妨げると

いうこともあり得るんです。

 

リーダーからすると

 

「高い目標に向かって行かないと

常に低みを目指してしまう」

 

と考えてしまうかも知れません。

 

でも大丈夫。

そんなことにはなりません。

 

なのでリーダーには

チームの状態に合わせて目標を

変える勇気を持ってもらいたいです。

 

目標はあくまで道しるべですから、

最終的に目的が達成されていれば

途中で目標が下がっても上がっても

良いんです。

 

逆に「目標に合わせて目的が変わる」ほうが

チームにとって良くありません。

 

ですからチームの状態がまだチームではないとか、

チームが目標を達成することに対して

まだコミットできていないとか、

メンバー同士が持ち味の把握が出来ていないとか、

そういった状態が確認できるのであれば、

一旦は目標を下げてしまえばいいのです。

 

そして状態が良くなって、

メンバー同士が嚙み合ってきたり、

目標達成に対して妥協しないような

状態が見受けられたときに

改めて本来の目標へと軌道修正すれば

いいのです。

 

チームの成長には小さな成功体験も

大切な栄養素になりますから、

リーダーの思惑はひとまず置いておいて、

 

「メンバーに成長してもらおう」

「チームの成長を優先しよう」

 

という考え方にすれば、

ハードルが下がりますよね?

 

目標は調整可能だ、と考えておけば、

リーダー自身が目標に対して

自縄自縛されることもなくなります。

 

そんな考え方もあるんだということを

知っておいて下さればと思います。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。