おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

2日続けてプレジデントオンラインの

記事についてのブログになってしまいますが、

今回は崎陽軒の社長である野並晃氏の

リーダーとしてのお考えが素晴らしいと

感じたのでそのことを書いてみたいと思います。

 

崎陽軒社長が「1週間限定の鮭のシウマイ弁当」に反省しきりであるワケ

 

野並社長は40歳で崎陽軒の社長に就任しています。

 

就任前はキリンビールで3年間、

営業を担当し、

その後に崎陽軒へ入社。

 

お弁当の工場で1年の間みっちりと

現場修行をして、

その後はレストランの店長、

新規事業の責任者、

営業担当役員という経歴を経て、

御父上から経営のバトンを

渡されました。

 

この記事の中の一番最後の部分に

野並社長のリーダーとしての考え方が

集約されていました。

 

以下、インタビューの引用です。

 

「社員がいるからこその会社です。

皆に気持ち良く働いてもらわないと、

崎陽軒としての評価も上がりません。

社長としての責務は果たしますが、

一人ですべてを背負っていても仕方ない。

一人で頑張ることよりも、

2000人の社員で頑張ったほうが、

絶対に良い力になりますから」

 

この言葉からは、

・役割にある責任は果たす

・でも全部は背負いきれない

・だからみんな手伝って

という気持ちが伝わります。

 

僕はリーダーはこういう考え方で

いいと思います。

 

全部が全部を背負い込む必要はありません。

 

人ひとりで出来る事なんて

たかが知れています。

 

だって、手足は2本ずつ、頭は1つですから。

 

でも2,000人の仲間がいるなら、

手足は4,000本ずつ、頭は2,000あります。

 

それぞれがそれぞれで出来ることをやれば、

それが大きな力になる。

 

それが野並社長は分かっているのです。

 

チームの素晴らしいところは

メンバーの持つ力の相乗効果が

発揮されるという点です。

 

メンバー1人ひとりの力が1.05であれば、

1.05×1.05×1.05×・・・

というように、乗数となって増していきます。

 

誰かと誰かの力が掛け合わさり、

そこにまた誰かの力が掛け合わさり、

この輪が広がっていく事で、

1人では出来ないことが実現されます。

 

だからこそ、全部を背負わずに、

自分に出来ないところは

出来る人にお願いする、頼る。

 

メンバーも頼ってもらえる事で

自分の力を活かすことができる。

 

どちらにとっても良い結果が生まれます。

 

社長もチームのメンバーの1人。

他のメンバーと同じです。

 

気負わず背負わず、

お互いに頼り頼られすることが

チームのパフォーマンスを最大化する

近道なのではないかと思います。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。