おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームというのは常に一定の

形でいられるのか?

 

もちろん、一定でいられる方が

安心ではありますが、

どんな会社や組織でも、

チームの形が変わるということは

起こりえます。

 

ここで言う「チームの形が変わる」とは、

 

期の途中などでリーダーやメンバーが入れ替わる

 

という事を指しています。

 

サッカーや野球といったチームスポーツでは

シーズン中に監督が変わったり、

新メンバーが合流してくることが良くあると

思います。

 

それと同じようなことが

会社や組織でも起こるでしょう。

 

リーダーやメンバーが途中で変わる、

ということは、チームビルディング的に考えると、

"チームビルディングの第一歩目"に戻ることになります。

 

タックマンモデルで言うところの、

Forming(形成期)ですね。

 

さて、最初の一歩に戻ったチームは、

またイチからチームビルディングを

進めていかなければならないのでしょうか。

 

それまでやってきたチームビルディングは

無駄になってしまうのでしょうか。

 

いえいえ、そんなことはありません。

 

たった1つの事を意識するだけで、

メンバーの入れ替えで生じる

チームのひずみのようなものは

解消することができます。

 

それが「コミュニケーション」です。

 

但し、この場合のコミュニケーションは、

既存メンバー、新規メンバー問わず

 

「自分から」

 

という主体性が必要になります。

 

どういうことかと言うと、

既存新規問わず、

話しかけられたり紹介されるのを

「待つ」ことはしないで、

自分から声をかけていく、

ミーティングを設定する、

などのアプローチをしていこう!

という事です。

 

途中でメンバーが入れ替わることで、

既存のメンバーには多少なりとも

動揺はありますし、

新規のメンバーにとっても、

自分はこのチームに受け入れてもらえるか?

という不安があります。

 

要はどちらもそれなりにナーバスに

なっているという事です。

 

これまでにもお話してきたように、

チームの発達段階の一番最初は

コミュニケーションの量が

とても大切です。

 

メンバーの入れ替わりによって

ステージは1に戻っているのですから、

ここでも量を確保するほうが、

キャッチアップが断然早くなるんです。

 

お互いがナーバスになっている状況は

理解できますが、

既にチームの発達途上にある中で、

また最初のステージに戻って

お互いにジャブの打ち合いをしていては、

せっかくチームビルディングしているのに

もったいないですよね。

 

で、あれば!

 

お互いに待つのではなく、

特に既存メンバーは積極的に

コミュニケーションを取る機会を

つくった方がいいのです。

 

この時に、自分のチーム内での役割や、

いま手掛けている仕事の内容などの

情報を提供することで、

後から参加するメンバーは

自分がチームに対してできることや

手伝えることなどのイメージがわきます。

 

すると新メンバーも自分にできることや

得意なことなどの開示がしやすくなりますから、

相互依存がやりやすくなる、というメリットもあります。

 

途中でメンバーが入れ替わるようなことがあったら、

ぜひ自分達から積極的にコミュニケーションを取って、

素早くチームビルディングに戻れるようにしてみて下さい。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。