おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

アントニオ猪木氏が逝去され、

ネットのスポーツニュース関連では連日、

猪木氏の過去のエピソードが語られています。

 

僕はプロレスには明るくありませんが、

それらの記事を読むにつれ、

 

「やっぱりカリスマと言われた人は凄いな!」

 

と思いました。

 

何しろエピソードの1つひとつが豪快ですし、

何か行動を起こすときの動機がいつもシンプル。

 

自分がやりたいと思ったから行動している、

というのがありありと伝わってきます。

 

やはり、一時代を築き上げた人の話というのは、

面白いですね。

 

さて、そんな猪木氏のエピソードですが、

様々なチャレンジをしてきても、

全部が成功しているわけではありません。

 

特に事業関連に関しては連戦連敗な感じです。

 

ですが、そういった失敗にめげず、

様々な事業に手を出しています。

 

失敗ばっかりですから、

スポンサーやタニマチの人にとってみれば、

金銭的な損害が発生しているのですから、

たまったものではありません。

 

にも関わらず、

そういった人たちというのは

継続して猪木氏をサポートしています。

 

単に猪木氏の人柄がそうさせている、

というのもあるとは思います。

 

しかし、別の見方をしてみると、

周囲が失敗を受け止める「余裕」が

あるからなのではないか?

とも思えるのです。

 

猪木氏のチャレンジに限らず、

やった事がない事とというのは

失敗することがつきものです。

 

というよりも、

失敗しなければ成功には

辿り着きません。

 

ある意味では「失敗する」からこそ

チャレンジだとも言えます。

 

その時に、失敗を許容できる余裕がなければ、

チャレンジそのものができません。

 

チャレンジをすることに否定的である、

ということは物理的にも精神的にも

その先に見込めるであろう失敗を

受け止められないということです。

 

チームビルディングでも同じことが言えます。

 

「チームをビルドする」

 

ということは、

異なる個を集めて

共通の目標・目的を達成するために

集団形成をしていくことです。

 

それぞれが異なっているのですから、

途中でぶつかり合いが生じることは

必須でもあります。

 

ぶつかり合えばパフォーマンスは落ちますから、

余裕がなければ「失敗」と捉えてしまい、

そこでチームビルディングを止めてしまいます。

 

すると、当然ですが、ビルドはストップ。

グループへと後退することはあっても、

チームへと成長することはありません。

 

パフォーマンスが落ちることを、

 

「まあ、そうなるよね。じゃあ、どうしようかな?」

 

と受け入れ、受け止める余裕を持たなければ、

「じゃあ、どうしようかな?」は生まれてこないのです。

 

この余裕が持てないのであれば、

チームビルディングはやめて、

グループでい続ける方がいいと思います。

 

なんだか偉そうな言い方になってしまいましたが、

チームビルディングにはどうしても停滞する時期が

存在します。

 

それを受け止めて、

成長の足掛かりにする

余裕がないと、

せっかくの成長の機会を

摘み取ってしまうことになります。

 

「チームは一日では成らず」

 

成長の過程には停滞もあります。

 

停滞は成長の証であると

捉えられる余裕を持ち、

辛抱強く、粘り強く、

チームビルディングをしていって下さい。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。