おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

デキるリーダー、強いリーダーって、

どんなイメージですか?

 

仕事も完璧で、立ち居振る舞いもカッコいい。

責任感も強く、バシッとしたスーツを着こなして、

靴や時計といった小物もピシッとしている。

 

こんな感じでしょうか?

 

ただ、もしこのブログを読んでいる

リーダーや経営者の人がいたら、

そのリーダー像は少し緩めたほうが

いいかもしれません。

 

なぜかというと、

そういうリーダーの元で仕事するのって、

メンバーからすると「しんどい」からです。

 

全員が全員しんどい、

ということではありませんが、

リーダーがそういう感じだと、

メンバーも「そうでなければならない」

というバイアスがかかってしまうからなんです。

 

「そんなモン、そいつが勝手に思い込んでるだけだろ?」

 

いやいや、リーダーという役割をナメちゃいけない。

 

これまでのブログでも

何回か書いてきていますが、

リーダーっていうのは、

 

「『いるだけ』で影響を与えている」

 

という存在なんです。

 

言葉とか行動で影響を与える、

ではありません。

 

『いるだけ』でです。

 

いるだけで影響を与えてしまうリーダーが、

 

「リーダーとは、かく在るべし!!」

 

というのを前面に出していると、

メンバーはリーダーが自分達にも

そういった在り方を求めている、

と思ってしまうんです。

 

ちなみに優秀なリーダーが陥りやすい、

「優秀なリーダー思考」というのが

4つほどあります。

 

完璧主義:他者のすべての行動に完璧さを求めたい
コントロール欲求:他者の思考や行動を自分の統制下におきたい
過度の所属欲求:同じ価値観や意見を持ち、一体感ある仲間でいたい
犯人捜しの本能:悪いことが起きると、犯人を捜して非難したい

 

これはヘンリー・ミンツバーグの著書、

『MBAが会社を滅ぼす』に書かれている、

典型的なリーダー思考です。

 

「自分はこんなんじゃないよ!」

 

と思っていても、

メンバーからすれば

そのように見えている。

 

そういう可能性があるんです。

 

デキるリーダーは自分を物差しにして

考えてしまいますから、

 

「オレができるんだからみんなもできる!」

 

って思っちゃうんですよね。

 

でも、それだとメンバーは疲れちゃう。

 

それよりも、リーダー自身が

自分の弱みをメンバーに開示できる方が

メンバーは親近感が持てます。

 

「あんなにデキる人でも、間違ったり悩んだりするんだ」

「自分たちと同じ人間なんだな」

 

すると声をかけやすくなるし、

相談もしやすくなります。

 

メンバーからナメられる!

なんて心配する必要はありません。

 

リーダーもメンバーも、

同じチームの一員です。

 

共に弱みを見せあい、

お互いに補完し合う。

 

役割に関わらず、

そのような関係性でいることが、

メンバーもリーダーも対等な存在になる

コツなのではないかと思います。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。