決めたら「やりきる」のがリーダーの役割 おはようございます。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) すでに皆さんご存知の通り、 本日は銃撃・暗殺された 安倍晋三元首相の国葬の日です。 今回の国葬に関しては様々な 論争が起こっており、 当日である今日も変わることが ありません。 論争の是非については論じませんが、 僕は非業の死を遂げた人に対して 敬意を払うためのものだと捉えているので、 実施賛成派です。 とは言え、今回の国葬実施に関しては、 岸田首相の決め方が良くなかったと 僕は思っています。 1億2千万人からの国民がいて、 その全てが賛成するわけがありません。 その事が分かっていながらも、 説明が圧倒的に足りていなかった からです。 丁寧に説明するといいつつも、 実施ありきでしかいなかったため、 いつやるか、誰を呼ぶか、いくら掛かるか、 といった「タスク」ばかりに気を取られて いたのだと思います。 そういう意味では岸田首相は 国民に対しての関心が薄いのかな? と思ってしまいます。 もし首相が、 「色々な考えをする人がいると思うが、 政府としてはこう思っており、 国葬が妥当だと考えている。 海外要人を招待するために ある程度お金はかかってしまうけれども、 それについてはきちんと開示します。 今のこの時期に要人を招待することで 国にとって、国民にとってこんなメリットもある。 なので国葬を行います。」 といった説明を、 ブレずに何度となくしていれば、 心から賛成という人は少なくても、 「じゃあ、まぁしゃーないか」 くらいに思ってくれる人は もっといたのではないでしょうか。 やると決めた人がブレていると、 ついてくるメンバーもどうしていいのか 分からなくなります。 岸田首相はやると決めたのだから、 あれこれ論争はあろうとも、 終始実施する意味を説いて 実施すればいいのです。 異論反論を封じるということではなく、 決めたのであればやりきる。 それが大事だという話です。 やると決めたのに、 なんだかどっちつかずの 受け答えばかりしているから、 ギリギリになっても取り止めがきくと 思われるんです。 100%の同意なんてないのですから、 実行するその瞬間まで、 少しでも多くの合意を得られるようにして、 あとはしっかりとやりきるしかないんです。 もちろん今回の国葬について これだけ分断が生じているのは、 単に開催するからということではなく、 他の要因があることは僕も分かっています。 しかし、それでもなお、 リーダーはやると決めたことを しっかりとやりきらなければ なりません。 何よりもそれこそが リーダーの役目なのではないか、 と僕は思っています。 本日も読んでくださり、 ありがとうございました。