おはようございます。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

昨日は午後から急に涼しくなりました。

 

午前中は湿度が高く、

蒸し暑かったのですが、

お昼と過ぎた頃から涼しくなりだし、

半袖では寒いな、と感じるくらいでした。

 

今朝の天気予報によると、

今日もかなり肌寒く感じるらしく、

長袖のほうがいいとのことなので、

サーマルのロンTで過ごそうかと

考えています。

 

涼しくなってきて、

いよいよ秋が目の前に

迫って来ましたね。

 

そろそろ金木犀がいい香りを

漂わせてくれそうです。

 

さて、今日は向き不向きについて

お話してみたいと思います。

 

「俺は出来ると思ったヤツにしか頼まない」

 

なんていう事を言いますよね。

 

この人ならきっとやり遂げてくれる。

そんな期待を込めて発せられる言葉です。

 

同じような言葉には、

 

「オマエなら出来ると思っているから」

 

というのもあります。

 

個人的な主観で言ってしまいますが、

僕はこれらの言葉、好きではないです。

 

相手が期待してくれているのは分かりますが、

言われると「なんでそう思うの?」って

思ってしまいます。

 

というのもこれらの言葉には、

相手の向き不向きが考慮に入って

いないからです。

 

人は出来ることしか出来ません。

 

どんなに期待をされても、

出来ないもの、不向きなものは

出来ないんです。

 

出来ると思ったヤツにしか〜

オマエなら出来る〜

 

という言い方は

耳障りはいいのですが、

受け取る側からすると、

 

「自分がやりたくないからなんじゃね?」

 

と穿った捉え方をしてしまいます。

 

もちろん、人は1人では生きて行けないので、

誰かに何かをお願いする場面はたくさんあります。

 

それは全然いいと思うのです。

 

ただ、そうであるならば、

素直に相手に対してこう尋ねれば

いいんです。

 

「こういう事をやってもらいたいのだけど、

できそうですか?」

 

人それぞれ向き不向きがあり、

得意不得意というものがあります。

 

人は出来ることしかできないので、

自分にできそうならば「できそうです」と

答えるでしょう。

 

逆にできそうになければ「無理です」と

答えます。

 

また、もしそれが仮に相手の成長を促すためならば、

 

「これからのあなたの成長の為には

こういう事をやってもらいたいのだけど、

どうですか?

やり遂げることでこういう風に成長できますよ。」

 

という言い方をすればいいのです。

 

出来ると思ったヤツにしか〜

オマエなら出来る〜

 

という言い方は押し付けにしかなりません。

 

メンバーを頼ったり、

メンバーの成長を願うのは

チームにとって大切なことですが、

相手の向き不向きを度外視した

言い方をすることで、

メンバーは不信感を持ってしまいます。

 

どんな人でも、人は出来ることしか出来ない。

 

リーダーはそれを念頭において、

メンバーへの期待や依頼を

してあげて下さい。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。