こんにちは

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームの発達の段階を知る物差しとして、

タックマンモデル↓というものがあります。

 

 

チームとは形成期から入り、

混乱期を経て規範期に至ることで

チームとしての兆しが出始めて、

変態期を以てチームとして成熟する、

というプロセスです。

 

この発達の段階というのは

筆記体の「U」みたいな形になります。

最初の形成期では、

お互いが空気を読み合うので、

パフォーマンスはそれなりに

高いです。

 

しかし一時的なピークが訪れると、

各々が「自分なら・・・」という

我を出してきます。

 

するとパフォーマンスは落ち始め、

どんどんUの谷底へと落ちていきます。

 

この落ちていくという過程が

チームビルディングでは最も難しく、

最も重要な過程になります。

 

谷底へ向かう過程で大事なことは、

まずは感情は置いておいて、

何が起こっているのかをよく見ることです。

 

決断をしたり、決めたりしないで、

起こっていることをよく観察するんです。

 

それは事柄だけではありません。

自分自身も含めた心の動きもそうです。

 

そしてそれらを感じ取ります。

 

なぜそう思うのか?

なんでそう感じたのか?

 

という部分にフォーカスして

感じるんです。

 

そうすることで

チームとしての視座が

少しずつ上ってきます。

 

するとだんだん

自分たちにとって

やらなくていいことが

見えるようになってきます。

 

そこで初めて、

 

「このままじゃラチがあかないよね」

 

という気持ちが芽生え始めて、

少しずつ谷を上へ向かって

歩き始めます。

 

谷へと落ちていくことは

体験していなければ怖いものです。

 

怖いが故に引き返してしまい、

元の形成期に戻っていくのが

チームになれずグループで終わる

集団のパターンです。

 

谷底まで落ちることが出来るか否か。

谷底まで落ちてみようと思えるか。

 

ここで落ちる覚悟が持てるか。

落ちてもメンバーはまた上がれると

信じることが出来るか。

 

ここがリーダーの正念場です。

 

このプロセスを念頭に、

ぜひ目指すチームの姿を

実現して下さい。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。