こんにちは

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

昨日は1日引きこもって

資料つくりをしていました。

 

2020年からのコロナ禍によって、

その時期に入社した、

現在の2、3年目社員が

全くと言っていいほどに

同期の繋がりがない状態でお困りの

企業からの研修依頼が来たからです。

 

当該企業では創業以来の文化として、

「繋がり」を大切にしているそうで、

全方位的に社員同士が繋がって、

お互いが助け合う環境つくりに

力を入れてきていたそうです。

 

その一環として自由参加の社内イベントも

定期的に実施されており、

その参加率は毎回9割近いそうです。

 

しかし、今の2、3年目社員の人たちは

そういったイベントがなく、

しかもリモートで仕事をするようになったため、

同期同士で名刺交換を始めてしまうくらい

お互いの顔を知らないレベルとのこと。

 

そこで改めて会社の文化への理解度を高め、

それに加えて同期同士の繋がりのきっかけを

つくりだしたいとのご要望をいただき、

プログラム提案がほしいとのことでした。

 

僕はリアルな関わりが好きな方なので、

この企業の言いたいことはよく分かります。

 

リアルならではの熱量とか、

発した言葉の内側や外側に含まれた

微妙な空気だったりを感じやすいので、

生身の繋がりを大切にしたいんです。

 

反面、コロナ禍以降はリモートという

新たなスタイルが表立ってきました。

 

顔を見て話が出来ればいいのであれば、

わざわざ出向いてまで人と会う必要はない。

リモートで必要なことだけお互いに話して、

それで終わりにすればその分コストが安く済む。

 

こういった考え方も出てきましたよね。

 

どちらの繋がり方も一長一短がありますので、

優劣を論ずるのは意味のないことです。

 

その上で僕は、

 

みんなで決めなければならないことはリアル

全員に報告しなければならないことはオンライン

 

という使い分けをすることが

両方と仲良く付き合う方法だと

思っています。

 

人との繋がりというのは

コストだけでは計れません。

 

リアルな関わりを持つことは、

それだけ相手と密接に関わることに

なっていきます。

 

入り口がオンラインでも、

そこからリアルに繋がるのであれば

ぜひそうした方がいいと僕は思います。

 

はっきり言ってリアルでの繋がりつくりは

面倒くさいです。

 

出向けば時間も必要ですし、

交通費や飲み食いだって発生します。

 

ただ、その面倒くささが

リアルの醍醐味だったり

するんですよ。

 

敢えて不便を楽しむ、

そんな感じに近いでしょうか。

 

似たようなものにキャンプがありますね。

 

あれはわざわざ遠出して、お金もかけて、

不便を楽しみに行っているみたいなものです。

 

リアルの繋がりつくりも

不便を楽しむくらいの気持ちで

やっていけば、

だんだんとその面白さに

気付いてくると思います。

 

僕たちの世界はどんどん便利になり、

何でも面倒くさいとか効率が悪いとかで

済ませてしまうようになっています。

 

それは悪くはないのですが、

なんとなく味気ないなぁ、

と感じてしまうのは、

僕が古い人間になったから

なのかも知れませんね。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。