こんにちは

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

昨日の記事で役割の上下と

人の上下って別だよね、

という内容を書きました。

 

役割ってのは『偉い』とか『偉くない』とかじゃないんで

 

これって、信用と信頼にも繋がってくる

ものだと僕は思うんです。

 

その前に信用と信頼って

何が違うのか?

ということになりますが、

これまでにも数回、

信用と信頼については

記事を書いています。

 

直近ですと昨年のものに

なりますね。

 

信用と信頼の話

 

この記事の中で、

 

・信用は相手に担保を求めるもの。

何かあれば担保で責任を取らせる。

つまり、責任は「オマエ」にある。

「用」を「信じる」ので信用。

 

・信頼はその人の存在そのものを受け容れ、

頼り、委ねること。「信じ」て「頼る」から信頼。

責任は頼った本人にある。

 

・両者の違いは「他責」か「自責」である

 

ということを書いています。

 

身近なもので考えてみましょうか。

 

「信用」金庫はありますが、

「信頼」金庫ってないですよね?

 

「信用」組合はあっても、

「信頼」組合はありません。

 

「信用」取引はあっても

「信頼」取引はないですし、

「信用」調査はあっても

「信頼」調査はないのです。

 

そして組織にある「役職」という

ヒエラルキーですが、

これも「信用」で成り立っています。

 

昇進ってありますよね?

 

あれは仕事で秀でた結果を

出したことで一定の評価がなされ、

役職という名で役割が付与されます。

 

つまり、組織における役割とは、

 

「パフォーマンスという個人のアウトプットを担保にして、

役職という名目で与えられるもの」

 

だと言うことです。

 

つまり多くの会社が社員を

「信用」はするけれど、

「信頼」はしていないんですね。

 

これは僕の考え方なので、

是非も良し悪しもないです。

 

ただ、理想論ではあるかも知れませんが、

僕はトップからボトムまでがお互いに

信頼で成り立つ組織がいいなぁ、と

思っています。

 

だって考えてみて下さい。

 

信頼で成り立っていれば、

パワハラ上司とか存在しなくなりますよ?

 

「信用」で成り立たせているから、

パワハラ野郎でも昇進できちゃうんです。

 

昨日の記事でも書いた、

 

役割の上下と人の上下を一緒くたにしてしまう人

 

というのも、

「役割」を担保にして相手の人を

値踏みしている事になります。

 

アノ人は偉い役割の人だから、

この仕事に適任だ。

 

コノ人は役割がないから、

あの仕事をやらせるわけにはいかない。

 

こういうことですね。

 

でも僕は、

それよりも相手を受け容れた上で、

どんどん人を頼っていくほうが

メンバーのモチベーションも維持出来るし、

イノベーションも起きやすいように

思えるんですよね。

 

だって信頼ならば、

 

「大丈夫!思い切ってやってみて!!あなたなら出来るよ。

何か起きても責任はこっちにあるから!」

 

って言えるのですもの。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。