こんにちは

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

先日、知人との話でこんな話題になりました。

 

「言ったもん負けってツラいよね」

 

なんでこんな話題になったかと言うと、

知人が勤める会社は手を挙げた人は

全責任を負わされるため、

トラブルなどが起きても誰も助けてくれない

そうなのです。

 

そのため、仕事に積極的な人はいなくなり、

言われたことしかやらない人ばかりに

なってしまったらしいのです。

 

知人は非常に優秀ですが、

そういった文化があるために、

やはりおいそれと手を挙げることを

しなくなったと言っていました。

 

本人は間もなく転職をする予定で、

恐らく今年中には今の会社を

辞めると言っていましたが、

それも仕方のないことでしょう。

 

この話を聞いて僕は、

"分かち合う"ことが出来ない会社は

人がどんどん辞めていく事になるな、

と思いました。

 

例えば、

責を追うのは自分だ!と1人ひとりが

自覚して働く人が多いチームと、

自分1人で責を追う自信がないから、

ココにいる皆で責を分かつ、と

自覚「しながら」働く人が多いチーム。

 

前者は責任感が強くて素晴らしいのですが、

何でも「自分が!」ってなりますよね。

 

これって結局、1人でやっているのと

変わりありません。

 

ですが後者の場合、

皆で分かち合うことを意識しているので、

何かあっても皆が少しずつ負担を負ってくれます。

 

前者と後者だったら、

どちらが働きやすいかは、

一目瞭然でしょう。

 

自分1人や誰か1人で

どうにかしようと

することではなく、

皆でどうにかしようと

すること。

 

それが分かち合うことだと

僕は思うのです。

 

喜ばしいこともみんなで。

大変なこともみんなで。

 

力を出し合うことをも同様です。

 

みんなが1.1ずつ力を出し合い、

分かち合うことで、

 

1.1✕1.1✕1.1✕・・・

 

と乗じる事ができます。

 

仮に1.1を5乗したら、

1.61になります。

 

責を追うのもみんなで1.1ずつ

分かち合えば、

誰か1人だけが1.61の責を

追わずに済みます。

 

分かち合うと言うと、

 

自分の持っているものを

他人に分け与える、

 

と思いがちですが、

 

「みんなで分かち合う」というのは、

実のところは「1.1ずつでいる」

ということなんじゃないかな?

なんて僕は考えています。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。