小さな事実って気づきにくいですよね・・・ こんにちは 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。（プロフィールはコチラです） 先日、妻が髪の毛をカットしてきました。 本人曰く、かなりバッサリと切ったそうですが、 悲しいかな僕はそれに気付きませんでした。 妻から、 「今日、美容院に行ってきたんだけど！！」 と言われて、よく見て、 初めてカットしてきたことに 気付いたんです。 妻に言われなければ、 僕は恐らく気付かないままで いた事でしょう。 変化というのは一気に起こるのは稀です。 通常は少しずつ、少しずつ変わっていき、 ある程度の時間が経った時に、 以前と比べてみると大きく変わっている、 というケースが多いです。 この小さな変化にいかに気付くか？ というところが、 チームビルディングには欠かせないと 思います。 それには日頃からよく仲間を 観察している必要があります。 なんとなく見ているだけだと 細かな変化に気付かないため、 「ぜんぜん変わってないじゃん！」 というバイアスがかかってしまいます。 逆にほんの少しの変化にも気付き、 「○○のやり方が変わったよね」 「□□を変えたんだね」 といったようなフィードバックをすると、 メンバーはやる気を維持しやすくなります。 この時に伝えることは、 あくまでも「変わった」という事実だけです。 見たままをそのまま伝える事が フィードバックです。 良いとか悪いとかは感想になります。 事実とは別のお話です。 フィードバックしたことに対して、 相手から「どう思うか？」と聞かれたら、 自分の感じたことを伝えます。 「せっかくフィードバックしたのに、 相手が不機嫌になった」 という場合、たいていが、 感想を先に言ってしまうからです。 なのでフィードバックをする時は、 事実だけを伝えるようにしたほうがいいと思います。 ちなみに妻からヘアカットのアピールをされた後、 気付かなかった僕に対して妻はご機嫌ナナメに なっていました。 なので懸命にカット前の髪の毛の長さを思い出し、 「大体3cmくらいカットしたんだね？」 と言ったところ、 妻は表情を一気に明るくさせ、 「そう！ちょうど3cm切ったの！似合う？」 と聞かれたので、 「とてもよく似合っているよ」 と自分の感想を伝えました。 その後の妻のご機嫌は回復し、 その日は僕に代わって夕飯をつくって くれました。 本日も読んでくださり、 ありがとうございました。
