こんにちは

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

昨日の記事で褒めるということは

決して馴れ合いなどではなく、

相手に対するリスペクトである、

ということを書きました。

 

あのあと僕のSNSに

 

「褒めると人は調子に乗る。だからオレは褒めない!」

 

というDMが飛んで来ました。

 

褒める褒めないはその人の自由です。

だから僕は「褒めなければならない」とは

決していいません。

 

そもそも「〜しなければならない」とか、

「〜であるべきだ」という言い方は

人や物事を枠にはめてしまうので、

僕は意識して言わないようにしています。

 

ただそのDMを読んでいて思ったのが、

 

「調子に乗るほうが良いんじゃね?」

 

ということです。

 

だって、調子に乗っているということは、

パフォーマンスが出ているということ

じゃないですか?

 

会社にとっても本人にとっても、

パフォーマンスが出ているのであれば、

悪いことなんて1つも無いように思うのです。

 

パフォーマンスが出ているということは、

本人の持ち味が存分に発揮されているわけです。

 

と、言うことは、

本人は仕事を「楽しい」と思っている、

または「面白くなりかけている」のです。

 

仕事が面白くなりかけていたり、

楽しいと思えているのであれば、

その人はどんどんフローに入って行きます。

 

時間を忘れるくらい夢中になって

仕事をするのですから、

結果や成果もついてくるでしょう。

 

そうなればお商売は上手くいき、

その人は会社に利益をもたらす人になります。

 

褒めて調子に乗ってくれるなら、

会社にとってこんなにありがたいことは

ないんじゃないでしょうか?

 

ただ、1つだけ気をつけたいのが、

言葉だけ褒めていても相手には伝わりません。

 

昨日も書きましたが、

真に相手をリスペクトしていなければ、

どんな褒め言葉でも口先だけだとバレます。

 

僕がアメリカで生活していた時、

色んな人達が僕を褒めてくれました。

 

褒めてくれた事柄の中には

もちろん大きな出来事も含まれますが、

大抵の事柄はとても些細なことです。

 

日本の家庭料理をつくって振る舞ったり、

疲れているという友達にマッサージをしたり、

バーベキューをした帰りにゴミ拾いをしたり、

 

そんなレベルです。

 

ではなぜ、僕たちが大したこと無いと思う事に

そんな称賛をしてくるのか?

 

それは行為そのものに対して

称賛しているのではなく、

その人の「在り方」に称賛を

しているんです。

 

それらの行為以前に、

それらの行為をしようとする、

その人の在り方をリスペクトするから、

称賛するのです。

 

だから行為だけを見て褒めても、

相手には伝わらないでしょう。

 

相手の存在に感謝し、

相手をリスペクトして、

そして称賛します。

 

媚を売るわけではなく、

持ち上げるのでもなく、

純粋に相手の存在を認める。

 

それが本当の意味での

称賛、褒めるということだと

僕は思います。

 

褒めらてイヤな気持ちになんて

なりません。

 

むしろ、このくらいでも良いのなら、

いつでもどこでもやるよ、出来るよ、

という気持ちになります。

 

コレが調子に乗っているというのであれば、

どんどん調子に乗ってもらった方が

色んな人に喜んでもらえますから、

メリットしかありません。

 

褒めて調子に乗ってもらって、

気持ちよく仕事をしてもらいましょうよ。

 

会社も儲かるし、

社員のお給料も上がります。

 

他社が真似したくなるような

良い文化が定着するし、

それにより離職率も下がり、

社員数も増えます。

 

何よりもコストをかけずに

今すぐ実施できる。

 

どうですか?

あなたは社員を認め、

リスペクトできていますか?

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。