こんにちは

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

昨日、一昨日は寒かったですね。

 

天気予報によると、

明日からは最高気温も上がり、

春らしい・・・というよりも、

5月くらいの陽気になるようです。

 

まだ冬物の一部はしまっていないので、

もうしばらくは様子を見ながらとは思いますが、

ぼちぼち仕舞い込んでも良さそうな感じですね。

 

さて、月曜日恒例の道場ネタですが、

実はどうも広背筋を痛めたらしく、

昨日は道場をお休みしました。

 

下を向いたり上を向いたりすると、

広背筋に引き攣るような痛みがあり、

思い切り練習が出来ないので、

身体を休める事にしたんです。

 

明日から2日間はオンラインでの

大規模新卒研修にお呼ばれしていますし、

来週の水曜日は神奈川、更にその次の週は

月曜日からは4日間を千葉の某所で、

対面での新卒研修に呼ばれているため、

身体のメンテナンスが大切です。

 

格闘技を趣味にしてしまうと

どうしても怪我が付き物になるので、

細心の注意が必要ですね。

 

ところで昨日、自分にとっての当たり前は

他の人にとっての当たり前ではないよ、

という事をブログに書きました。

 

自分で意味を見つけられる人ばかりじゃないのよ

 

自分は当たり前に出来ることが

他の人から見ればその人にしかできない

スゴい持ち味だと捉えられているので、

「出来て当然」という思い込みがあるならば、

他の人に訊いてみてご覧よ、という話です。

 

で、この自分にとっての当たり前って、

管理職の人がこの思考パターンでいると、

大抵は部下が潰れていきます。

 

というか、このパターンの管理職は

人が育てられないです。

 

いわゆる「クラッシャー」と呼ばれる

管理職タイプなんですよね。

 

クラッシャータイプの管理職は

自他共に厳しい人が多く、

部下に対して設置するハードルは

その基準が常に「己」です。

 

「己に出来るのだから、他が出来ないはずがない」

 

という思考パターンでいつも考えます。

 

世に言う「認知バイアス」というヤツの1つで、

ネガティブハロー(後光)効果なんて言われています。

 

なにか1つの側面で悪く思えると、

それに関する全部が悪く見えてくるようになる、

というものですね。

 

哲学者のショーペンハウエルは

 

「樽いっぱいのワインにスプーン1杯の汚水を注ぐと、樽いっぱいの汚水になる」

 

と言ったそうですが、

まさにコレ。

 

自分にとって出来て当然の事を

部下が1つでも出来ないと、

 

「使えないヤツ」

 

となってしまい、

それ以外にもたくさんあるはずの

部下の素晴らしい持ち味に

目を向けることがなくなります。

 

たぶんこのブログを読んで下さる方も、

ブログのリンクを貼っているLinkedinで

このブログに目を通して下さっている人も、

この手の話はもう「ミミタコ」だと思います。

 

ビジネス系雑誌でもビジネス書でも、

ず〜〜〜〜っと書かれている話ですから。

 

でも、無くならないんですよね。

 

無くならないということは、

人という生き物は、

 

「自分が分かっていそうで分かっていない」

 

ということです。

 

人は不完全な生き物です。

 

どんなに優秀な人だって、

自分自身を本当の意味で

他者視点や他者目線で見ることは

できません。

 

ですから自分にとっての当たり前を

他人にとっても当たり前と考える人は、

自分の当たり前を常に疑っておく必要があります。

 

むしろ、自分が当たり前に出来ることを

他の人が当たり前にできちゃったら、

恐らく他の人はその人ができないことも

当たり前にできちゃいます。

 

そんな完璧超人みたいな人ばかりだったら、

なにをやっても面白くないと思うんですよね。

 

会社が管理職を選ぶのであれば、

業績優秀よりも何よりも、

まずはこの部分を特に重要視したほうが

会社の将来の為になると思います。

 

名選手が名監督になるとは限りません。

 

業績がパッとしなくても、

なぜか人の持ち味を引き出すのが

上手な人って結構います。

 

会社にとって大切なのは、

会社に代わって人を育ててくれる

管理職です。

 

そしてそういった管理職の下で

育っていった部下たちが、

将来また管理職となって部下を育てる。

 

この輪廻が会社の次世代を担う人を生み出し、

お商売で永続的に儲けさせてくれるのだと思います。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。