こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

"グループとチームをそれぞれを

漢字1文字で表すと何だと思いますか"

 

これは僕の研修で必ずする質問です。

 

年次役職関係なく、

オープニングで皆さんに問いかけ、

イメージを教えてもらいます。

 

思わず

 

 

と、感心してしまうような言葉が飛び交うので、

毎回この質問をするのが楽しみなんです。

 

例えばこれまで表してもらった1文字で

印象に残っているものを挙げてみますと、

 

グループでは"散"、"孤"、"趣"、"集"

 

チームでは"一"、"纏"、"結"、"芯"

 

なんていうのがあります。

 

これらのどれもがグループとチームを

漢字1文字でよく表しているなぁ!

と思いませんか?

 

僕がこの質問を投げかけるのには

2つの意味があります。

 

1つ目はこの研修の場が

正解や不正解を探し求める場ではなく、

誰もが自由に思ったことや感じたことを

発信出来る場であることに触れてもらうため。

 

2つ目は参加者1人ひとりの

 

「Why」

 

を参加者同士で共有するためです。

 

「なぜ、そうイメージしたのか?」

 

をトリガーにすれば、

"自分は『こう』思ったから"という

情報の流通が始まります。

 

こうすることで参加者同士の

コミュニケーション量が増えますから、

心理的安全性を高めていくための

導入にもなります。

 

また仲間の「Why」を共有することで、

仲間たちの背景を知ることになり、

より深い部分の価値観に触れることが

できます。

 

これまでにもこのブログでは

グループがチームへと発達していくには

コミュニケーションの量が重要である、と

何度も書いてきています。

 

特にチームビルディング初期では

何よりもそこに注力してもらいたい。

 

それだけ大切なんです。

 

実際に研修をしていても、

コミュニケーションの量が足りないグループは、

特定の人が意見や指示を出していて、

その他のメンバーは従うだけという

「上下関係」が出来上がっていきます。

 

逆に量が多いグループは

「もっとこうしてみない?」という

意見が活発にかわされており、

お互いが「フラット」な関係になります。

 

この部分で手を抜くか、

それともガッツリと取り組むかで、

今日のタイトルでもある、

"群"で終わってしまうか、

"団"となっていくかが変わります。

 

せっかく会社に集った人材。

 

会社を"群"にしたいのか。

はたまた"団"にしたいのか。

 

どちらを目指していくのか。

 

漢字1文字で表すことで、

変化していきますよ。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。