こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームや組織のリーダーの方とお話をしていると

部下やメンバーの能力に不満をお持ちの方が

多くいるように感じられます。

 

チームや組織の出す結果がご自身の成果に直結するので、

少しでも部下やメンバーにブラッシュアップしてもらい、

結果にコミット(○イザ○プじゃないですが)して欲しい!

と思うのは自然なことだと思います。

 

ただ、お話を伺っていると、時々「ん?」と思うことも

ままあるんです。

 

それが、

 

「今いるメンバーの強みや得意を活かしきっているのか?」

 

という点です。

 

部下やメンバーには必ず強みや得意があるはずです。

 

一見するとそれは仕事や業務と噛み合っていないように

見える場合が多く、それ故に気付いていないだけ、

ということもあるように思えるのです。

 

特に中小企業の場合、優秀な人を採用するのは

なかなかに難しい。

 

と、なると、今いるメンバーでどうにかするしかない。

 

つまり、今いるメンバーでジャイアント・キリングを

起こすしかありません。

 

リーダーや経営者からすると、

だからこそメンバーや部下には自己研鑽をしてもらい、

自分自身の能力と価値を高めながら結果を出して欲しい!

と思うのは普通のことです。

 

ただ、その能力を高めたりする自己研鑽も、

結果を出せるまでにしていくには時間が必要ですし、

チームや組織がその機会を提供する必要もあります。

 

もし「そんな成長を悠長に待っていられない!!」

というのであれば、リーダー自身が今の状態で

メンバーたちが持っている強みや得意を最大限に引き出し、

結果を出していくより他はありません。

 

それをできない、またはしていないのに、

部下やメンバーの能力に不満を持つのは、

ちょっと違うように思います。

 

それよりも今のメンバーが持つ強みや得意を

それこそ余すところなく把握するほうが、

早く結果が出るのではないでしょうか?

 

そしてそれを活かしながら仕事をしてもらいつつ、

今後、更に高い目標を目指していく上で

必要だと思われる能力や力を「自分達で」

見出してもらうのです。

 

やはり自分の得意や強みを発揮している方が

仕事に対しても前向きに取り組めますし、

その方が自らに足りていないものを

自らで気づきやすくなるように思えます。

 

「アレがない、コレがない」と

足りないものを見つけるのは容易いです。

 

ですがそれではいつまで経っても

部下やメンバーの能力を引き出せません。

 

得意や強みは何か?

それはどんな場面で活きるのか?

どんな時にそれが発揮されやすいのか?

 

まずはこういったことを把握し、

「足るを知る」ことがリーダーには

必要なんだと思います。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。