こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

"チャレンジバイチョイス"

 

あまり聞き慣れない言葉だと思います。

 

これは野外体験学習の手法の1つであるPA

(Project Adventure)が提唱している、

 

「アドベンチャーな体験から

得る学びをより効果的にするため」

 

に生まれた考え方で、

 

その名の通り

 

「チャレンジを選ぶ事が出来る」

 

という意味です。

 

野外学習においてはチャレンジバイチョイスを、

 

「学習の場への関わり方は、その人に委ねられる」

 

としています。

 

参加者の主体性を重んじた、

強制のない考え方ですね。

 

組織で仕事をする上でも

この考え方は大事だと思うんです。

 

特に管理職やリーダーの方には

持っていてもらいたいです。

 

とは言え、会社というリアルな場を想像すると

ちょっと抽象度が高いので、

ビジネスの現場向けにアレンジが必要です。

 

なので僕はこのように解釈しました。

 

"会社から与えられる仕事を

選択することはできないが、

その仕事におけるアプローチ方法、

やり方は自分で選ぶことができる"

 

そりゃあ会社ですからやはり。

 

リーダーがメンバーに仕事を振るケースは

どこの組織でも見られる光景です。

 

メンバーが振られたその仕事をやるか、

またはやらないか、の選択をすることは、

基本的に難しいでしょう。

 

ですから、仕事自体は選ぶことはできません。

 

但し、仕事を振る代わり、リーダーはメンバーに対し、

 

「仕事のやり方に関してはその人なりのやり方」

 

でやってもらうように促すことはできます。

 

メンバーに「その選択肢が自分にはあるんだ」

と考えてもらうことで、トップダウンの仕事も

自分ごととして捉えてもらうんです。
 

注意してもらいたいのは、

リーダーがメンバーに仕事を振る時に、

 

「立場や権利を使ってチャレンジを強要しないこと」

 

です。

 

この場合、メンバーのチャレンジは、

「仕事のやり方」についてになりますが、

リーダーがメンバーに対して「自分なりにやりなさい」

としてしまうのはNGです。

 

これだとリーダーから

"言われたことをやる" だけになります。

 

なので週に1〜2回、それぞれ15分程度の

進捗報告や振り返りの時間を設け、

プロセス管理はしておきましょう。

 

この考え方ができると、メンバーは仕事に対する

意識に変化が生まれてきます。

 

ぜひチームや組織で試してみて下さい。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。