こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

今日はチームビルディングの手法について

少し書いてみたいと思います。

 

チームビルディングをする上で気をつけたいのが

チームの状況の違いです。

 

チームが結成されたばかりなのか、

一体感を持たせたいのか、

主体的な行動を促したいのか、

それによって手法が変わってくるからです。

 

もしチームが結成されたばかりで、

メンバー全員が「初めまして」という状態ならば、

メンバーは常に緊張しているという状況です。

 

そのようなチームを早く起動させるためには、

まずは緊張を解いてあげる必要があります。

 

こういった場合には「ゲーム」を実施することで

緊張が解けてメンバー同士の会話量が増すので、

チームの発達を促しやすくなります。

 

またチームメンバー同士一丸となって

仕事をしてもらわなければ成果を出しにくい

といった状況にも関わらず、

それが出来ていないような状況であれば、

「アクティビティ」の実施が効果的です。

 

全員で協力しないと解決できない課題や、

チームスポーツ、合唱などが該当します。

 

仮にメンバーに対し主体的な行動を促したいなら

「ワークショップ」の実施があります。

 

ワークショップは自主的な共同作業です。

対話やディスカッション、勉強会などを繰り返し、

課題解決や合意形成、学習などを行う場ですので、

自分たちが主体になり成果を出していく経験を

することが出来ます。

 

他にもメンバーのプライベートな一面を

知っておきたいのであれば、バーベキューや山登り、

社員旅行などといった「イベント」の実施も有効です。

 

そういった専用の時間を取るのが難しいのであれば、

もうあとは日常業務でやっていくしかありません。

 

日常業務をアクティビティやワークショップに見立て、

成果をあげるために必要な事柄を意識してもらいながら、

業務に従事してもらう方法です。

 

但し最後の2つは手軽な分だけデメリットもあります。

 

イベントの場合、最初に主旨の説明を

しっかり行っておかなければ、

普通のイベントで終わってしまいます。

 

また、日常業務でのチームビルディングの場合ですと、

普通に「日常業務」なので、失敗をすると予算に直接

響くような場合もあり得ます。

 

僕が実施するチームビルディングの場合、

イベントは基本的にやりません。

 

また、日常業務のアクティビティ化は、

チームビルディング研修を実施した後で、

研修の学びを実際にやってみるという場として

実施します。(ワークショップに近いです。)

 

つくる考房のプログラムの場合、

数百あるアクティビティを中心に据えて、

そこから対話やディスカッション、

ワークショップへと拡げて行きます。

 

これだと様々な失敗が許され、

フォローやリカバリーを考える機会も

ふんだんに取れますから、

自分たちのアップデートがその場で出来ます。

 

すると実際の仕事でミスや失敗が出ても、

プログラム内で体験をしてきている分だけ、

失敗に対するリカバリーやフォローが

早くなります。

 

もちろんどの手法をつかっても

学びを深めたり行動変容に繋がりますが、

状況に合わせて手法を使うことで、

チーム化を加速することができますよ。

 

本日も読んでくださり

ありがとうございました。