こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームビルディング(組織開発)をするうえで、

様々な理論だったり理屈だったりがあります。

 

僕自身もチームビルディングファシリテーターとして、

いろんな小難しい本を読んだりもしています。

 

でも、そういった理論理屈よりももっとシンプルで、

しかもとても大事にしなければならない事が

あると思っています。

 

それは「挨拶をする/返す」ことです。

 

なんだ、そんなことか。

と思いましたか?

 

もしそう思ったら、

明日の朝、会社内でどのくらいの

挨拶が交わされていて、

どのくらい挨拶が返されているかを

観察してみて下さい。

 

どうして僕が挨拶にこだわるのか。

 

それは挨拶が「関心と承認」の

やり取りだからです。

 

挨拶をするという行動は

自らの存在を示す行為ですが、

それだけに留まりません。

 

相手に関心があるから能動的に

挨拶で声を掛けています。

 

これにより相手の承認欲求を

満たすことになります。

 

挨拶を返すこともこれに同じです。

 

これが瞬時に行われるのが

挨拶のすごいところなんです。

 

全然回りくどくない!

 

英語の挨拶だともっと分かりやすいでしょう。

 

How are you?(元気?)

=「元気?」は相手に関心があるから尋ねることです。

 

I'm good!(おう、いいよ!)

=相手の存在を認識し、認めているから、自分の状態を伝えられます。

 

いかがですか?

英語の場合はすごくダイレクトですよね。

 

こんなエピソードがあります。

 

独立したばかりの頃の話です。

 

研修の仕事が入らない時期は、

派遣の仕事をしてたのですが、

その時に勤務した中小企業が

かなりパンチの効いた職場でした。

 

みんな無表情で出社してきて、

黙って自席について仕事を始める。

 

社内のコミュニケーションは薄い。

 

仕事に関することですら

意思疎通が出来ていないため、

パフォーマンスも低い。

 

常にあちこちで不平や不満が聞こえてきて、

お世辞にも「素敵な職場ですね」とは

言えないものでした。

 

皆さんもうおわかりですね。

その会社では誰も挨拶をしていなかったのです。

 

チームビルディングも組織開発も

会社にとっては大事なことです。

 

でも、挨拶のやり取りがまともに出来ていない会社が

果たしてチームビルディングして意味があるでしょうか? 

 

チームビルディングファシリテーターがこんな事を

言うのはどうかと思いますが・・・

 

挨拶というのは双方向のやり取りです。

声をかけて、それに反応して、返す。

まさに相互依存の関係性です。

 

チームビルディングが必要だからといって、

普段から基本稽古をしていなければ

畳水練と同じです。

 

会社をチームにしていきたい、

組織開発をしていきたいと思ったら、

まずは社内で挨拶がしっかり出来ているかを

よく観察してみて下さい。

 

ちなみに派遣で勤めていた会社ですが、

僕が在職している間は

誰彼構わず挨拶しまくりました。

 

最初は全員から白い目で見られましたが、

半年くらい続けていたら、

いつの間にか誰も彼もが普通に挨拶してました。

 

(昨日の記事でお話した「シェイク」ですね)

 

社内のコミュニケーションや

メンバー同士の関係性が噛み合い始め、

会社全体に活気が出たように思えます。

 

マジで!

挨拶は大事です。

 

本日も読んでくださり

ありがとうございました。