こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

中小企業で儲かっている会社の社長さんは

ライオンのように厳しい方が多いように

思います。

 

働いている人からすれば、

社長はいつも怒っていると見えていたり、

すぐ怒り出すと思ったりしますよね。

 

でも、それも仕方のない事なんですよ。

 

どうしてかと言えば、社長は1年365日、

「いつ会社が潰れるか分からない」

というプレッシャーで、常にヒヤヒヤ、

ドキドキしているからです。

 

そんなの、社長が勝手になっているだけじゃん!

 

って思うでしょう?

 

でも、そうならざるを得ないんです。

 

例えば会社が3,000万円黒字だとしても、

そこから経費やら税金やら色々差し引くと、

残る利益はほんの僅かです。

 

社長からすれば、社員の皆さんの生活が

両肩に乗っかっているので、

ほんの僅かの利益ではヤバいと思うんです。

 

だから厳しくせざるを得ない。

 

社員が社長の気持ちは理解できないのは当然です。

だって、社長になったことがないのですから、

社長の視座で見たり考えたりはできません。

 

それも確かにそうなんです。

 

ただ、だからと言って、

社員が社長のことを全然考えないのも

問題です。

 

では、どうしたらいいのか?というと、

社長がなんで怒っているのかを翻訳する

役割の人が必要になります。

 

そもそも社長が怒っているのは、

「今のままの売上だと、会社潰れちゃうんだぜ!」

というアラートなんです。

 

そのアラートを幹部や管理職の人達が翻訳するんです。

幹部は管理職に、管理職は部下である一般社員に。

 

社長は会社が永続的に儲けて行くことを考えます。

会社というのは永続的に儲けなければならないからです。

永続的に儲けられない会社は潰れていくしかありません。

 

社長は社員の事が大事ですから、

とにかく売上が上がることを第一に考えるんです。

 

社長が厳しくなるのはそういった理由があります。

 

逆を言えば、みんなが売上を上げて、

会社が儲かるならば、社長はうるさくしません。

 

ここがポイントです。

 

だから、幹部や管理職の人達が社長のアラートを

しっかり翻訳して部下に伝えます。

 

その時は、

・なぜ社長は怒るのか?

・怒っているポイントはどの点なのか?

を部下に対して説明しなければなりません。

 

社長は常にガチであり、

ガチである理由も含めて教えていく。

 

これが大事です。

 

会社が潰れると困るのは

社長も社員も同じです。

 

いつもお話していますが、

会社は相互依存で成り立っています。

 

経営者だけが社員を受け容れて、

社員が経営者を受け容れないのは

相互依存とは言えません。

 

より良い相互依存の関係性をつくり、

会社をより良くしていくには、

幹部や管理職の人達が育成の担い手に

なっていくことが求められます。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。