こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームビルディングは

 

「チームをつくる」

 

という意味になるのですが、
一般的にチームビルディングは、

チームワークと混同されがちです。

 

それは、

 

「皆で協力して目標達成すること」

 

がどちらにも含まれているからです。

 

確かに両者はとても似ていますよね。

 

じゃあ、何が違うのか?

ということになってくるのですが、

 

チームビルディングは、

 

「メンバーが成長しながらと目標達成をする」

「目指すチームの姿がある」

 

という点でチームワークと異なっています。

 

つまり、何らかの成果を伴う活動

(身近なところで言えば日常業務)を通じて、

自分達の目指すチームの姿を目指しながら、

メンバーが成長する過程が含まれています。

 

対してチームワークの場合は、

目標達成のために「協力」すること

に重きが置かれています。

 

目標の達成ができればいいので、

協力するのに必要な「協調」とか、

「調和」といったものが重視されます。

 

それを阻害する「対立」や「主張」は

あまり望まれません。

 

でもチームビルディングは「目指す姿」や

「成長」にフォーカスされています。

 

そこに至るまでには自分達に

大きな変化が求められますから、

対立や主張が繰り返されます。

 

その繰り返される対立や主張が

チームの発達には欠かせません。

 

昨日もお話した、"タックマンモデル"の

第2段階の事です。

 

第2段階はStorming。

つまり嵐です。

 

「嵐」をくぐり抜けなければ、

その先の段階へは進めません。

 

チームワークでは忌避される要素も、

チームビルディングにおいては

成長のためのプロセスと見做されています。

 

このプロセスがある分、

チームワークと比べると、

チームビルディングには結構な

時間がかかってしまいますね。

 

いずれにしてもチームワークと

チームビルディングに優劣はありません。

 

とにかく協力して目標達成したいなら、

チームワークでやっていきます。

 

逆に個々のメンバーの強みを引き出し、

最大限に発揮させながら目標達成を目指し、

自分達のなりたい姿に近づけていくなら

チームビルディングでやっていきます。

 

用途に応じて使い分けるのがイチバンです。

 

本日も読んで下さり、

ありがとうございました。