衝突はドリルで練習 こんにちは。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) 今日は道場で練習の日です。 練習では補強→寝技技練→寝技スパー→ 打撃ミット→打撃スパーという流れで 進んでいきます。 寝技の練習は同じ動作を何度も繰り返し、 技の入りを身体に覚え込ませます。 この練習方法を、「ドリル」と言います。 ドリルはいわゆる反復練習です。 繰り返し、繰り返し、 時間をかけてやっていきます。 それでも、練習時間中で身に付くのは 難しいです。 スパーリングでやってみても、 だいたい9:1の割合で 上手くいきません。 ですが、これを数ヶ月続けていると、 滑らかに出来るようになります。 なんでこんな話なのかと言うと、 チームの発達段階の話になるからです。 いつもお話していますが、 チームは「はい!今からチームね!」 というわけにはいきません。 形成期から混乱期を経て、 規範期、達成期へと進みます。 特に混乱期はコミュニケーションの質が 上がっていく過程なので、 最初のうちはちょっと厳しい事を 言うことも憚られてしまいます。 なのですぐに形成期へ 後戻りしてまいます。 混乱期になると、 形成期に戻ったり、 また混乱期になったり、 行ったり来たりします。 これを繰り返しているうちに、 コミュニケーションの質に 変化が出てきます。 厳しいことが言えるようになり、 互いに主張が出来るようになり、 衝突が起こり始めます。 最初は遠慮が9で 衝突が1の割合だったのが、 徐々に7:3へ、5:5へと 変わっていきます。 繰り返していかなければ、 身に付いて行かないのです。 技を仕掛けなければ、 どう返されるのかが分からない。 やってみなければ分かりません。 返されたら、また仕掛ければいい。 怖がって仕掛けなければ、 ずっとやられっぱなしです。 チームの発達段階も同じです。 衝突を怖がっていたら、 ずっと形成期のまま。 自分達で仕掛けていくことで、 技が極まるチャンスが増えるように、 衝突もチームの成長のチャンスだと 考えることが大切です。 本日も読んで下さり、 ありがとうございました。