「やる気」の種類 こんにちは。 売上を上げるための ビジネスチームビルディングファシリテーター、 Diceです。(プロフィールはコチラです) 1都3県の緊急事態宣言が2週間延びました。 飲食店を営んでおられる方々にとっては かなりの痛手だと思います。 COVID-19が私達の生活に関わるようになってから、 私達は未知に対して手探りで日々を過ごしています。 今回の緊急事態宣言の延長も、 やりたくてやっているわけではありません。 一時的に感染者数が減ってきていたので、 減り続けてさえいれば延長の必要は無いわけです。 それでも、延長せざるを得なかったということは、 このウィルスがまだまだ未知であり、 ある程度の傾向が掴めたとしても、 少しするとまた牙を向いてくるという 危険性のほうが高いという判断があったからに他なりません。 延長という決断はかなりの勇気が必要だったと思います。 こういった決断は、「なんのためにやるか」ということが 明確になっているからこそ出来る決断です。 つまり、動機がハッキリしているということです。 この場合の動機は、「国民の命を守る」ということと、 「出来るだけCOVID-19以前に近い生活が出来るようにする」 という2点になります。 ですから、たとえ色々な人からの批判を受けても、 厳しい決断を下すことが出来ます。 動機というのは「モチベーション」です。 モチベーションは簡単に 上がったり下がったりしません。 モチベーションで仕事をしている人は、 「今日はやる気が出ないからなーんもしなーい」 とはならないです。 反対にCOVID-19対策を「テンション」で行っていたら、 今回のような決断は出来ません。 テンションは「張り」とか「緊張」です。 パンツのゴムは履いているうちに伸びてきます。 張っていれば、いずれ伸びて緩みます。 張れば張っただけ、緩みも大きくなります。 今までの緊急事態宣言でも色々と言われていたわけですから、 もうゴムはパンパンに張っていたでしょう。 そのゴムの張りを解いてみると、 ゴムは伸び切っているはずです。 すると、この数週間の陽性患者数の減り具合をみて、 「もうピークは過ぎたんだし、解除でいんじゃね?」 となり、延長せずに終わらせていたでしょう。 テンションとモチベーションはどちらも「やる気」です。 ただ、同じやる気でも、テンションは長く続きません。 テンションで仕事をすると燃え尽きやすいです。 勢いだけでは維持をすることは難しいのです。 長くやる気を保ち、仕事をしたいなら、 モチベーションで仕事をする方が効果的です。 何のためにやるか?という大義があることで、 行動を持続させる原動力になります。 それは利己ではなく利他になるからです。 この違いを理解しておくと、 何となく勢いだけでチームを 引っ張っていこうとすることが なくなります。 本日も読んでくださり、 ありがとうございました。