こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームや組織のメンバーに、

やりがいを持ってもらいながら、

パフォーマンスを上げてもらいたい!

と思うのは、経営者やリーダーとして当然だと思います。

 

しかし、実際のメンバーを見ていると、

とてもそうは思えないと感じられている方が多いのもまた事実。

 

もちろん、チームや組織としてのアプローチは大切ですが、

働くメンバーの心の在り方や思考も大切となってきます。

 

そこで今日は、自己肯定感の低いメンバーの4つ思考をご紹介し、

その対応策をお伝えしていこうと思います。

 

基本的に、自己肯定感が低いメンバーは

以下の4つの思考をしていることが多いです。

 

・依存の思考=他人の提供する価値への依存

・安定の思考=「自己不信」による安定の渇望

・承認の思考=他者の評価を異常に気にする

・無能の思考=「自分には無理」が先立ち、自己否定する

 

依存の思考は、出来る人がいるんだから、自分が頑張る必要はない、

という思考です。他者の提供するものに依存したがるので、

自分が他者に何かを提供できるとは夢にも思っていません。

 

安定の思考は、「どうせ大した事なんてできないんだから、

現状維持をしていればいいや」という思考です。

チャレンジする勇気も自信もありませんので、

その場にただ居続ける方がラク、となります。

 

承認の思考では、他者評価をやたら気にします。

これは、自分自身の判断で行動出来ないことに起因します。

そのため、承認欲求が異常に高く、些細なことでも称賛を求めます。

 

最後の無能の思考は、自分が「できる」と思えないという思考です。

謙遜を通り越して、極端なまでに自分を過小評価します。

他者に「もっと自信を持って」と言われて、無理やり持とうとしますが、

「自分には無理」が先に来てしまい、更なる自己否定にハマります。


突き放してしまえばいいんじゃないの?

と思いたくなるかも知れませんが、

実は、たった1つの対応策で自己肯定感は健全に上がります。

 

それは、「関わり方」です。

 

これら4つの思考に共通するのは、

 

「幼児性(おこちゃま思考)」

 

です。

 

で、あれば、周囲が大人になるための

関わり方をすればいいわけです。

 

その関わり方とは、

 

「ありがとう」

 

です。

 

「ありがとう」の関わり方は、

究極にシンプルで、かつ自立や自律を促します。

 

「ありがとう」は対象の行為に対して、

何も条件付けせずに発する言葉だからです。

 

自己肯定感の低い人は、裏を返せば

「何かで人の役に立ちたいけど、それが叶わずにいる人」

と捉えることができます。

 

つまり、人の役に立って貢献したいだけ。

 

とても健全だと思いませんか?

 

小さな事でも「ありがとう」を伝え合う関わり方。

 

これだけで、自己肯定感の低いメンバーの自立と自立を促し、

正しい意味で自己肯定することができます。

 

実はこの関わり方、フィードバックをする時にも使えます。

 

「○○してくれてありがとう!今度お願いする時は

○○の部分も含めてやってもらってもいい?」

 

というような感じです。

 

ありがとうして、それから次回に向けたフィードバックポイントを

さり気なく「今度お願いする時は〜」でフォロー。

 

そして、メンバーの成長度合いに合わせて、

フィードバックのやり方を変えればOKです。

 

今日も読んで下さり、

ありがとうございました。