こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

秋ナスは僕に食わすな!

というくらい、この時期のナスが好きです。

油を吸ったナスの旨さは全野菜中で最強だと思っています。

 

さて、今日のタイトルと全く関係のない枕から始めてしまいましたが、

今日は組織開発と営業についてです。

 

組織開発ファシリテーターとして中小企業の組織コンサルに関わらせていただくと、

時々いらっしゃるのが「会社を大きくしたくない社長」さんです。

 

色々と理由はお持ちなのですが、良く耳にするものの1つとして、

「産業医をおかなければならない」というものがあります。

 

確かに、従業員数が50名を超えると嘱託でも構わないとは言え、

1名以上産業医を置く必要が出てきますね。

 

その場合、月に10万円程度のお金が必要となるようです。

これに加えて健康診断やストレスチェックなどを実施すると、

都度で別料金がかかります。

 

社長さんは「従業員の健康なんかどうでもいい」というつもりはなく、

単にその分を他の事に回したかったりしたいのだと思います。

 

面白いのは、会社の規模は大きくしたくないけど、

でも、組織開発はしたいというところ。

 

そういった場合、どのようにすれば組織開発が出来るでしょうか?

 

答えは単純明快で、「売上を上げる」ことです。

 

規模を大きくしないのなら、売上を多くすることで、

組織開発が可能になります。

 

その場合、必ずやらなければならないのが、

「王道フロー」をつくることです。

 

要するに、営業のロールモデルから「こうすれば確実に2人に1人は買う」という

フローをつくりあげるんですね。

 

営業の仕事は属人化しやすく、売れる人とそうでない人が分かれます。

また、売れる人は自分の必勝パターンを他の人に見せないという習性があります。

 

組織としてい永続的に儲けていくのであれば、これは会社にとってマイナスです。

必勝パターンの共有をして、営業が全員そのフローで売ってきてくれれば、

全体の売上があがるのですから、ここをやらない理由はありません。

 

もちろん、ただフローをつくるだけではなく、販管部門のサポート体制をつくったり、

報酬制度の見直しをしたり、各種教育の実施など、付随して手を掛けるところもやっていきます。

 

こうすることで規模拡大は抑えつつ、売上を拡大しながら永続的に設ける組織へと開発できます。

 

営業強化というと、とにかく営業さんに発破をかけて、

「売ってこい!」となりがちですが、これをやっていたら営業の定着率はどんどん落ちます。

 

反対に、きちんとフローをつくることで誰もが「売れる営業」になれますし、

もし2人に1人に売ってこれるなら、営業さんも売るのが楽しくなりますよね?

 

そうすれば、営業職に対する抵抗感もなくなりますし、

売上が上がればお給料やボーナスも上がりますから、

モチベーションだってあがります。

 

組織開発は会社が儲かるために行うものですが、

その会社に属する全員で一緒にやることで、

最終的には経営者も、社員も、全員が物心両面で幸せになれる。

そんなコンサルなんだと思います。