こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

最近、毎日のように呟いてしまう。

 

「昔ってこんなに暑かったっけ?」

 

僕が子供の頃、今から30数年前ですね。

朝の気温はだいたい24度くらい。

最も暑い時間帯でも30度くらい。

 

だったような気がします。

 

ここ5年くらいは朝から28度で、

暑さのピークの時間帯で37度とかですか。

 

エアコンのタイマーをセットして寝ても、

明け方には暑くて目が覚めてしまいエアコンON!

1日20時間はエアコン付けていないともうムリです。

 

暑いのは真っ裸になっても暑いのでキライです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、

今日はチーム型組織で求められる在り方についてです。

 

僕も会社員経験があるので、ご多分に漏れず、

というところがありますが、

会社に勤めているあるあるとして、

「ありがとう」という気持ちが薄れていくことが挙げられます。

 

例えばお給料。

 

もちろん、働いた対価としてのお給料ですから、

もらえなければ困ってしまいます。

 

例えば上司。

 

上司ですから部下から見れば育成するのは上司の仕事です。

 

こういったことに対して

 

〜なんだから○○して当たり前

 

となると、「ありがとう」が消えていきます。

 

最初のうちは「ありがたいな」と思っていても、

それが日常になってくると「当たり前」になってくるんですね。

 

目指す組織の形がチーム型組織なのであれば、

こうなってくると組織崩壊が始まります。

 

当たり前ということは、「受け身」であるということです。

雛が親鳥の運んでくる餌を待っているのと変わりありません。

 

これ以外にも、

 

○○したのだから、〜してくれて当たり前

 

も同じです。

 

これらは「期待」していることに他なりません。

 

期待は「時期を待つ」と書きますね。

つまり、相手が自分に何らかのアクションを起こしてくれる時期を待っているということになります。

 

これは、「いつ、どこ、たにん」という考え方です。

 

チームやチーム型組織は「互いに相互依存する関係性」が必要です。

場合によっては少ないお給料で頑張ってもらわなければならない時もあるでしょうし、

遅くまで残業してもらわなければ乗り越えられない時期もあるでしょう。

 

そんな時に「いつ、どこ、たにん」という在り方だと、

他人は自分のために何かしてくれるのが当然であり、

それをしてくれないのであれば仲間でも何でもない、

となってしまいます。

 

チーム型組織やチームにおいて、メンバーに必要な在り方は、

 

「いま、ここ、わたし」

 

です。

 

いま、ここで、わたしにできることはなんだろう?

と主体的に考えて、

チームのためだったり、

誰かのために動くこと。

そして、それを楽しめること。

 

すると、自然に「ありがとう」が出てきます。

 

研修や組織開発のコンサルティングをやっていて、

こういったお話をすると必ずこんな事を言われます。

 

「そんな精神論はいいから、すぐに使える知識とかスキルを教えてくれ」

 

知識やスキルが不要だとは全く思いません。

ですが、これらは新卒さんや若手の人を除いて、

ある程度の年数を仕事していれば身に付いているものです。

よっぽど特殊なものでない限り。

 

ですが、どんなに知識やスキルがあっても、

そもそもの「在り方」が備わっていなければ、

それらは活きてきません。

 

技はそれを使う人の在り方によって、

身を守るためのものになったり、人を傷つけるものになったりしますから。

 

これまでのように知識、スキル偏重主義で何とかなる時代ではありません。

 

COVID-19によって混乱が生じた今だからこそ、在り方が問われています。

自らの在り方を問い、改めていける組織、チーム、人が生き残れるのだと思います。

 

ぜひですね、「いま、ここ、わたし」を意識してみてください。

自然と人に対して感謝できます。

自然と人から感謝されます。

 

積み上げていくことで、自分達が望んだものが引き寄せられて来ますよ。