2024年3月3日、県庁向かいの由緒ある群馬会館で「ぐんま街・人・建築大賞および大樹賞」の顕彰式がありました。私たちは「舟底舞台・津久田人形芝居櫻座」として、大賞をいただくことができました。大樹賞をいただいた峰岸忍さん(マックス株式会社)とともに、座委員一同で栄えある顕彰式に参加しました。

 

 

 

 

賞状のほか、津久田の人形舞台と櫻座の大幕をデザインしたガラスでできたトロフィー、お米、マックスの電動工具、お肉、イチゴなど、たくさんの賞もいただきました。

 

審査委員長の見城美枝子さんからも、ていねいな授賞理由をいただき感激しました。

そして、会場の飾りつけとともに、パワーポイントでのプレゼン、人形芝居の実演(6分、短い!)で、お集まりいただいた皆さんに私たちの活動を紹介しました。

 

 

 

生誕300年祭を実施した記念すべき年度に、このような立派な賞をいただけたことを感謝します。そこで、せっかくの機会なので、式の前に推薦していただいた方も交ぜてみんなで会館地階の老舗レストランでランチを食べ、式後は昭和庁舎でのパーティにも参加させてもらいました。審査委員長の見城さんとも親しくお話をさせていただけ、みんな満足感に浸った良い一日となりました。

 

 

 

 

2024年1月18日、県庁近くの由緒ある群馬会館で行われた研究集会で、生誕300年祭への取り組みを紹介する機会がありました。いろいろな困難を乗り越えて地域の力を結集、資金面での苦労と助成金の活用、後継者育成の努力などについて話題を提供しました。

また、私たちの講話とともに獅子舞の披露がありましたが、立派な獅子舞に感動しました。

 

 

 

2024年1月17日、5校時に津久田小3年生に津久田人形のことを紹介しました。また、子どもたちから事前に寄せてもらっていた質問に答えました。人形を続けていくことの問題に関心を持ってもらえてうれしかったです。

子どもたちからは、次のよう質問がありました。

・いつもどんな練習をしていますか。

・新しい人形は作りますか。誰がつくりますか。

・みんなどんな理由で桜座に入りますか。

・どうやって動きを覚えるんですか。

・やっていて楽しいですか。

・何で若い人が少ないんですか。

・櫻座は何人いますか。

・一番大きい人形は何ですか。

・一番好きな人形はありますか。

・1年間に何回公演をしますか。

・どういうところで上演しましたか。

・何個くらい上演できるお話がありますか。

・津久田人形は、どうして続けられているのですか。

 

また、6校時は人形クラブでした。これまで公演に備えて、主遣い、左遣い、足遣いの役割を固定してきましたが、今日からは、これまでと違う部分を操作することにしました。少し心配しましたが、足遣いの子が頭を立派に遣う様子に驚かされました。子どもはすごい!!!

2023年12月14日、午前中は「ぐんま街・人・建築顕彰会」の現地視察。午後は赤城南中学校での公演でした。

生誕300年祭の記念すべき年に「ぐんま街・人・建築顕彰」に「舟底舞台・津久田人形芝居櫻座」を推薦してくださる方がいて、この日、審査委員長の見城美枝子さんをはじめとする皆さんが、視察に訪れてくれました。初めに1時間ほどパワーポイントでプレゼン、その後、人形舞台を見てもらいました。大ぜいの皆さんが見えたので、力が入りました。

 

 

 



午後は赤城南中学校での公演でした。この学校区に国指定の重要有形民俗文化財の「上三原田歌舞伎舞台」があります。小学生の時に「白波五人男」を演じたこともある生徒さんもいて、とても真剣に見てくれました。主役級の人形の足遣いの人が都合で参加できず、急遽、初めての方が来てくれましたが、何とか乗り切りました!

 

 

2023年12月8日、地元の津久田小学校で毎年恒例の伝統芸能教室を行いました。いつもは3年生だけなのですが、今回は学校にお願いして、前半の「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」は全校で見てもらえました。これは、300年祭でも活躍した人形クラブの児童が、初めて学校で披露しました。300年祭から2か月がたっていたので、事前に1度だけ練習しましたが、ちゃんと覚えていて上手にできたのには驚かされました。なお、300年祭のために一生けん命練習してきたのに、当日インフルエンザで出演できなかった子供さんが、この日はとても頑張ってくれてよかったです。

いい写真がたくさんあるのですが、ネットにはアップしにくいのが残念です。

 

 

後半は、櫻座が「絵本太功記十段目」の半分くらいを上演しました。ちなみに、十次郎が持っている兜は、我が家の40歳を過ぎた息子の五月飾りの兜を使っています。