11月12日から14日まで帯広へ旅行してきました。今回は少し貯まったJALマイルを使って行ってきました。マイル旅は今年2回目となります。 ひとり旅ですから費用を抑えて安上がりの旅行を楽しんできました。 4年半前には帯広から海の方へ出てえりも岬を回るコースをメインにして行きました。ですから、今回は山の方へ入る旅にしました。

 自分の場合、いつの旅行も基本的には安上がりの旅行をしてきましたが、今回もそうしようと計画しました。最近ホテル代が上がってきていますが、今回はアパホテルが素泊まり2泊で10,400円というプランがありましたのでそれに決めました。レンタカーも各社を比較して一番お得な、駅レンタカーの大人の休日クラブ会員割引で、ノンオペレーション・チャージ費用もカバーする手厚い補償がついたプランで日帰り5,690円を予約して出発しました。

 12日は、ややのんびりと野田市駅発8時01分で出発しました。柏で品川直通に乗り換えて10時には羽田空港の手荷物検査場を通過できました。帯広便は空港内の利用して搭乗口に向かいます。ほぼ定刻通りに飛行機は動き出しました。あとは順調な飛行で帯広空港には12時過ぎに着陸しました。リムジンバスで帯広駅へ向かいます。バスは「幸福」から「愛国」を通って市街地へ向かいます。そして帯広駅へ着きました。

 自分のホテルは駅前ですからここで降りて、ホテルのフロントへ荷物を預けて観光に出掛けました。駅前のバスターミナルに行って情報を集めました。この日は「真鍋庭園」に行くつもりでした。バス便について伺うと、往復乗車券と入園券がセットされたセット券を紹介してくれました。入園券が1,000円なのにバスの往復がついて1,080円というとても有利なセット券なので、これを購入してバスの時刻を待ちました。

 14時前のバスで真鍋庭園へ向かいました。 ここで危うく凡ミスをするところでした。バスを待ちながらパンフレットを見ていたのです。バスが来たので乗り込んだのですが、ベンチに眼鏡を置いてきてしまったのでした。すぐに気づきましたので眼鏡を取りにもどり乗車しました。若干ボケてきたのか、このごろよくやるミスなのですが、今回はすぐに気づきましたので無事でした。

 真鍋庭園はパンフレットに次のように紹介されています。 このガーデンは、個人の樹木生産者が運営している「植物のモデルルーム」です。開墾からまだ百数十年しか経たない十勝・帯広という土地にあって、昭和41年から造りあげてきた真鍋庭園。その庭づくりは、古くから伝わる日本の伝統技術と、次々と導入される新しい植物によって、刻々と変化・拡張を続け、終わりというものがありません。北海道における 新しい庭園のかたちを ごゆっくりお楽しみください。

 広さは2万5千坪で、日本庭園、西洋風庭園、風景式庭園で構成されています。回遊しながら楽しむことが出来ます。この日は11月12日で、晩秋というよりも初冬の感じであり、木々も紅葉がほぼ終わる枯葉が残る感じの庭園風景でした。広い園内ではほかの見学者にも遭わず、独りでのんびり見物しました。 見学コースが設定されていますので、それにしたがい見物しました。最初の日本庭園には「鯉の池」があります。この池の水は、地下350メートルから自噴している地下水だそうで、水温が14度あり真冬でも氷が張ることはなく、園内の池へ水を供給しているとのことでした。また、コースの最後の方に「リスの教会」がありました。この周辺では活発に動くリスを見かけました。

 色々なデザインの庭園があり、それぞれに美しく、楽しい散策となりました。できれば、木々のみどりが元気な季節に再訪したいと思いました。 路線バスで街中へもどります。知らない土地で路線バスを待つのは不安になります。でもこの日は、あまり不安を感じないくらいの待ち時間で路線バスに乗ることが出来ました。

 アパホテルにチェックインしました。早速一杯やって一息入れました。この日いただいたのは、友人にもらった神谷バーの「デンキブラン」でした。これが思っていたより味わい深くて、その味を見直しながら楽しみました。そして、明日のレンタカードライブのコースなどを確認しました。

 17時になり夕食に出掛けます。もうお店は決めてあるのですが、位置の再確認と、街の様子を見に市街地の中心部を散歩します。17時開店のお店はあまり見えず、開店準備中といった感じの雰囲気でした。このときは、前回お昼をいただいたお蕎麦屋さんは見つかりませんでした。

  菊政宗の4斗樽3本が玄関わきに飾られている居酒屋「とっくり」に入りました。一番乗りの客だったでしょうか。カウンター席をお願いしてお酒のメニューを見ます。前回はコロナ流行初めの時期でしたから4年半ぶりの訪問でした。 このお店では、「今日の日本酒」という仕掛けがあり、お奨めのお酒を1杯だけですが350円で飲ませてくれます。それをお願いしました。お通しは伝統の「ポーチドエッグ」です。お造りのもり合わせも注文しました。また、好きな燗酒は、店員さんが進めてくれた大七を1合注文して呑み始めました。 

 今日の日本酒のお酒を受け皿つきの大き目のグラスに大胆に注いでくれます。うれしくなります。それをいただきます。すぐにお造りも出てきます。うれしくなる厚みの食べ応えのある美味しい5種盛りの、お造りでした。次のお酒は、キクマサの燗酒2合徳利に替えます。なぜか自分が行く居酒屋さんではキクマサに出合うことは少ないのですが、ここにはありました。シシャモを焼いてもらい、サラダも頼んで、キクマサを追加して呑みました。

 ちょっとお腹いっぱいになりましたので、この日の一次会はここまでとしました。ネットでもらえる500円のサービス券を使わせてもらい5千円ほどの会計でした。改めてコスパの高いお店だと思いました。

 まだ19時くらいです。 前回いただいて印象に残ったお蕎麦屋さんを探しながらブラブラ歩いていると馬車が停まってました。ネットで見ていた「馬車BAR」でした。2階席はオープントップの2階建て馬車です。2階席におじさんが1人乗っていて、おれ一人なんだよ、乗りませんかと言われてしまいました。酔った勢いです。乗りましょうとおつきあいすることにしました。3300円の料金を支払って屋根なしの2階席に座りました。自分のあとにお子様を釣れたご夫婦が乗ることになり賑やかになり、ほどなく発車となって市街地をゆったりと走ります。 2階席からの眺めはなかなか素晴らしいです。こちらはほどよく酔っていますので、景色も輝いて見えました。

 クラフトビールもなかなかいい味です。御者さんが馬のことを説明してくれます。帯広で有名な、重しを乗せたそりを引いて競争する公営レースである「ばんえい競馬」に出走していた馬が、引退後の仕事として馬車を引いているのだそうです。1トンもある大きな体ですが、優しい表情のお馬さんです。名前も聞かせてもらいましたがアルコール性健忘症で忘れてしまいました。そんな大きくとも優しいお馬さんとも交流したりして小さな馬車旅は続きました。あいにく終了間際に雨に降られましたがそれもいい思い出となった馬車BAR体験となりました。 21時にはホテルへもどりました。

 2日目の朝です。いい天気でした。簡単に朝食を済ませて帯広駅の駅レンタカーへ向かいます。事務所がとても分かりやすいところにあったのですが、なぜか、見逃して通り過ぎてしまい、案内板にしたがったのに違った場所を探してしまいました。こんなこともあるのですね。無事に9時には手続きが済んで、トヨタ・ヤリスを借りて出発することが出来ました。 全国で一番寒い町として紹介される「陸別町」へ向かいます。

 帯広から国道242号線に入り、足寄町へ向かいます。松山千春の町です。松山千春の家を示す案内板もありましたが、この先の時間が読めないため素通りして陸別町に向かいます。この国道242号線は、かつての北見と池田を結んでいた鉄道線「池北線(ふるさと銀河線)」沿いの道です。この道を進みます。

 陸別町には11時ごろに着きました。 陸別町は日本一寒い町として有名ですが、夜間に邪魔な明かりが少ないことから星空の観測に適しています。その特徴を生かして「銀河の森天文台」が町役場近くの小高い丘の上にあります。「コテージ村」もあります。そこまで進んでみました。山影の道には雪が薄く積もっていました。

 道の駅にも行きました。旧鉄道駅「陸別駅」全体が保存され道の駅となっています。既に冬期休館になっていましたが、鉄道施設や気動車などが展示されていて見学は可能でした。日陰に入るととても寒かったです。 開館している時期には、ふるさと銀河線を走っていた車両の運転体験も出来るという鉄道ファンにはたまらない魅力を持った施設です。そんな様子を想像して陸別を後にしました。

 ここからは、最近急速に有名になった「タウシュベツ川橋梁」のある糠平湖へ向かいます。さらに大雪山側へ入って回り込む計画でしたが道の情報を十分確認していなかったため、安全な道を通ることにして足寄町へもどりました。足寄から国道241号線に入り上士幌町から国道273号線で糠平湖へ向かいました。 この季節は、糠平湖が満水状態にあるため、目的の橋梁は水面下に隠れて見えないのですが、どんなところなのか見たいと思い訪ねました。国道から湖までの間は森林になっています。いくつかある湖を見渡せる展望台は湖岸にありますから、そこまで行くにはその森を抜けなければいけないのです。でも、必ず「クマ出没注意」の看板が出ています。短い距離なのですが一人ですので若干不安になります。でもがんばって歩いて、橋梁は見えないことを確認してきました。3か所の展望台を見てきました。もちろん湖はとてもきれいでした。

 また、橋梁が見える季節には、林道を通って橋梁近くにも行けるようです。もちろん、町に手数料を支払い、許可を得て林道の扉を開錠することが必要ですが。 次は「然別湖(しかりべつこ)」に行きます。 糠平湖からは道道85号がつながっているのですが、冬季閉鎖とのことでゲートが閉まっていました。そこで国道をもどり士幌町から国道274号線に入り鹿追から道道85号に入って然別湖を目指しました。15時近くに湖畔温泉街の駐車場に着きました。

 然別湖も静かに美しい湖面を湛えていました。とても美しい湖でした。まだ陽が高くて湖面が山影に入っていなくて良かったです。とても寒かったです。近くのホテルと、案内所内に人影が見えましたが、観光客は見えませんでした。 これで2日目の観光予定コースは全部果たせました。あとは、ゆったりとした気持ちで帯広市街へともどりました。クルマに給油して返却しました。

 2日目の夕食です。17時半ごろにとっくりさんへ入りました。カウンター席について注文です。「今日の日本酒」のお酒をまず頼みます。肴は、有名なイカの丸焼きと、イカをメインにするため、お造りは少し少なめの3種盛りを注文しました。ポーチドエッグをいただきながらお酒をいただきます。

 マスターからどちらへいらっしゃいましたかとの問いかけをいただきましたので、簡単に行程を話しました。すると、自分は然別湖近くの出身ですとのこと。そんなことを話しながらお酒はキクマサの燗酒に切り替えて、軽くおしゃべりを交えながらのんびりといただきました。この日は、前夜と違ってお客さんがたくさん入っていました。その方が、独りで飲む自分も居心地が良いように感じました。

  酔った勢いで、今回の旅行で二晩、前回の旅行でも二晩吞ませていただきましたからなじみ客の顔してもいいでしょうかとマスターに尋ねました。どうぞどうぞと笑って答えてくれました。いい気分で2時間弱、十分に吞んでお店を後にしました。会計はこの日も500円の割引券を使わせてもらい5千円ほどでした。

 いい気分で、屋台村など少し街をぶらつきましたが、昨夜の馬車BARのような気をひかれるお店には出合いませんでした。ホテルにもどりました。バタンキューでした。

 3日目の朝です。残ったデンキブランを少しいただいてから身支度して9時過ぎにチェックアウトしました。といっても、アパホテルでは追加費用の支払いがない人は返却ボックスにカードキーを入れるだけです。 空港へのリムジンバスを待つ間、駅前の市立図書館に行きましたが、10時開館なので、向かいにある「十勝プラザ」に行きました。そこのロビーで、展示を見学したり、読書したりして時間をつぶしました。そして、11時半のリムジンバスで空港へ向かいました。

 空港のフードコートで、醤油ラーメンと北の勝の燗酒をいただきました。荷物検査にギリギリになりましたが、無事に通れて機上の人となりました。飛行も順調でしたが、羽田に降りてからの空港内バスの配車がうまくなくて少しばかりイライラさせられました。

  そのあとは、京急線で品川、上野東京ライン直通の常磐線で柏、とスムースにもどりました。ただ、東京は暖かで、冬づくりの自分は少し辛かったです。わが家に17時過ぎにもどりました。

  久しぶりにブログを書き終えました。前回までは、ほぼ記憶だけで書いていたのですが、それは無理になりました。歳相応になってきたということでしょうか。あと何回書けますか。

  先日78歳になりました。カミさんいない歴も18年になりました。