屋久島旅行も最終日の6日目です。

 

↑昨日はモッチョム岳に登りつつ、レンタカーでぐるっと1周した。

 

本当にありがたいことに、この6日間の屋久島旅、ほぼ雨に降られることなく(ちょっと霧っぽい時はあったが、レインウエアは結局一度も使用せず❗️屋久島なのに❗️)、最終日の6日目の朝も良い天気である。

 

せっかく最後の2泊はちょっといい感じのAirbnbに泊まっているが、今日も早朝から朝ごはんを食べ、すぐに登山に出発である。まったくお宿は寝るだけである。

下山してスーパーに寄って帰り、登山ウエアを洗濯し、ご飯を食べ、早々に寝、朝日と共に起き、すぐまた登山に向かう。

そんな毎日。

 

ちなみに、昨日の夜に頑張ってサンドイッチを作っておいた。

  • 昨日作ったサンドイッチ
  • インスタントのコーンスープ
  • サンドイッチの残りのサラダ
  • おいしいコーヒー
  • 目玉焼き
…という朝ごはん、さいこう❗️寝て起きてぼーっと荷物整理していたら、どこかの素晴らしい小人さんが作ってくれたようだ。

(サンドイッチは私が夜に、ゆで卵作ってからのたまごサンドを作成をしたのだ❗️)

 

…ということで、最終日の今日は太忠岳である。

ヤクスギランドという、屋久杉がたくさんある立派な公園のようなところに入り(入場料払う)、そこから登山道に抜けて、という、往復5時間半くらいの登山。

 

↑大人ひとり協力金(入場料)500円、その価値ありな立派な公園、だと思う。

山に登れなくても、ここをお散歩するだけで十分屋久杉を感じ取ること可能。

 

ヤクスギランドの入り口のトイレ棟から太忠岳❗️という目印の大きな岩が見えている。

今日はあそこまで行くのである。

 

ヤクスギランド内は、ちゃんと木道が整備されてる。

けど、ちょっと奥に進むと普通の屋久島トレッキングロードである。

 

ということで、てくてく歩いて2時間半くらいで太忠岳の頂上へ。

けっこう風が強くて危なかった。

(↑ここ、布石です)

 

ちなみに今日はほとんどというか一度もトレッキングポールは使わなかった。

多分、私は基本的にポール無しの方が歩きやすいタイプのようです。木に掴まって歩くのが好きみたいだ。オランウータン走法。

 

ちょっと青空も見えてきた、太忠岳の隣にあるオベリスク。

昔はここもロッククライミングできた時代があったらしいが、今は登れない、と思う。

このオベリスクは、宮之浦岳縦走の時の太鼓岩からも見えていた。写真の奥の峰々から。

 

オベリスクを見ながらお昼ご飯。

朝も食べたたまごサンドがうみゃい❗️

やっぱり、登山のランチは手作りご飯のが好きだな〜と思います。お腹壊さないように作らないとあれではあるが、手作りおにぎりとプチトマトのお弁当とか憧れるぜぃ。

 

風が強いので寒いため、ご飯食べたら早々に下山である。

 

 

太忠岳の登山道は、ヤクスギランドの明るくて立派な屋久杉感のある、これまた良いルート。

屋久島はどこを歩いても絵になる。

海外からのツアーのトレッカーさんと何組かすれ違った。人気みたい。

食事できるベンチとかも多いからだろうか。楽しいハイキングである。

 

ヤクスギランド内に戻ってきたが、まだ時間に余裕もあったので(前日登ったモッチョム岳より体力的にもらくちんなコースだった。この順番で本当に良かった)、ヤクスギランド内の150分コースを歩いてみることに。

吊り橋なんかも多く、立派な屋久杉もたくさんある、静かな森の道であった。

 

だいぶ下山して、遠くに太忠岳のオベリスクが見えた。

どこからもわかる、いい目印である。

 

ちなみに、途中にはトイレは無いが、携帯トイレブースがあったので使ってみた。

今日の携帯トイレブースはテント式。

縄文杉の近くにあった、小屋スタイルの携帯トイレブースの方がもちろん広いし良かったが、このテントスタイルも狭くはあるものの意外とちゃんと木の壁も用意してくれてて、登山道からも少し離れてて、これまたいい感じであった。

 

下山後、ヤクスギランドの出入り口脇にちゃんと携帯トイレ用のゴミ箱があり、捨てさせてもらうことができた。

ありがたい…❗️

やっぱ、携帯トイレは屋久島登山では必須だな、と思う今日この頃です。

(100均の便座に被せるタイプのでも、ちゃんとここのゴミ箱に捨てさせてもらえます)

 

 

無事に下山し、レンタカーで尾之間温泉へ。

 

↑ここもよかったー❗️というか、屋久島は意外と温泉の宝庫❗️どこもいい❗️

 

ここは、昨日登ったモッチョム岳の近くの温泉。

温泉の目の前から振り返ると、モッチョム岳がよく見えた。

 

モッチョム岳も、太忠岳も、一眼見てすぐわかるわかりやすい佇まいである。

 

温泉で汗を流し、登山服から帰宅服に着替えて荷造りをし、17時から開店の宮之浦の焼肉屋さんへ。

早めに駐車場に着いて荷造りしたりお散歩していたら、宮之浦の港の様子がなんだか険しい感じでかっこよかった。

でも、雨は降っていない、今回はずっといい天気だった❗️

…なんてのんびり幸せを感じていた。

 

17:00から17:45くらいまでのタイムリミットであるが(18:00頃に、レンタカーを返して空港に着いていたい)、17時開店を入り口前で待ち、頼むものは事前にネットで調べておいて即注文し、まずはビール❗️とノンアルビール❗️(運転手さん)である。

 

↑最後の晩餐はここにした。お魚はもう、十分食べた。そう思った。

 

ここのすごいところは、

  • 黒盛り合わせ(バラ・トントロ・豚カルビ)
  • 白盛り合わせ(ホルモン・センマイ・ミノ)
  • 赤盛り合わせ(タン・カルビ・レバー等)
…の、3皿それぞれ1人前800円、が、とんでも無い量でやってくるところである❗️
この写真、ぜんぶ1人前である。2人前じゃ無い、1人前800円のお皿なのである❗️
  • ねぎ飯(大)
…も、頼んだ。肉には炭水化物である。
ごはんにごま油とネギが乗っててめっちゃ美味しかった。これはいい。
 

とはいえ、17時入店で、お肉が出揃ったのが17:10、残り30分くらいで食べきらねばならないというアレで、網に所狭しと乗せまくる我々であった。

焼けないんじゃ無いのというエリアにもとりあえず乗せた。

 

焼肉に失礼じゃ無いか❗️と思うような乗せ方、重々承知。

でも時間がない上にこの量ゆえお赦しください…

 

めちゃんこ美味しい焼肉であった。

今回の屋久島ごはんベスト3のひとつであった。満足❗️

 

なーんて思っていたら、おもむろにおJAL様からメールが来た。

なんだなんだ❓チェックイン始まりましたよとかか❓と思ったら、なんといきなり欠航しましたというメール。

 

実は、焼き肉を焼き始めたあたりで、JALのアプリで「天候調査が入りました」というお知らせが来たのをなんとなく気づいてはいた、が、まさかね〜くらいからの30分で欠航決定である。

 

とりあえず、18:00にレンタカーを返却し、

そのまま空港に送ってもらったら、空港JALカウンターはてんやわんやである。

(すぐさま職場に連絡をし、申し訳ないが飛行機が欠航してしまい帰れない〜と伝えて、有給をさらに1日追加でもらってしまった、へっぽこ社会人の私である。会社に感謝。)

 

列に並びつつ、アプリからネットで振替をチャレンジするも、かなりな割合でエラーとなってしまって進まない。

…が、なんとか私の分だけ、翌日の屋久島-伊丹-羽田という便がアプリ上で予約完了となった。

 

しかし友人の分がどうもエラーになってしまう。

が、やっとカウンターに着いた時に(カウンター対応にて)同じ便で伊丹まで1席、伊丹からは私の1本後の便で確保できた。

アプリからでは、友人はずっとエラーで取れなかった。

 

 

その次は本日の寝床確保であるが、

 

「我々には寝袋も銀マットもある、空港泊すればいい」

 

…という声がどこかから聞こえたような気もしたが、そもそも屋久島空港は空港泊NGぽかったのでそんなことを言う人は多分声が聞こえた方角から以外からは一切聞こえず、とりあえず急いでネットで空室検索をし、

  • 11,000円の安い旅館(←1部屋の価格、以下同)
  • 13,000円の安いビジホ
  • 19,000円の林芙美子が浮雲を書いたホテル
  • 数日前に止まった素泊まり民宿岩川さんは、電話したものの満室であった。
…という選択肢があり、せっかくなら屋久島だし林芙美子で35日雨が降る〜の浮雲だ❗️ということで、ホテル屋久島山荘を予約した。

空港からのバスは、てんやわんやしていたら時間切れということで最終便が行ってしまい、しかたなくタクシーでホテルへ。

とはいえ、空港から安房のホテルまでは3,000円くらいであった。

まだ許容範囲。

 

しかし意外と激渋な室内である。

 

20:00前にホテルに到着した。

チェックインは21時までなので、ギリギリというか、チェックインのためにスタッフの方がお一人帰らずに待っていてくれたっぽい。

チェックインしながら「欠航した?」と聞かれちゃうのはご想像の通りで、「急に予約が入ったから、お部屋が準備できてるか、急いでチェックしたよ〜」ということで、なんとかめでたく泊まれるお部屋があったとのことで泊めていただけることとなったのであった。

 

よ、よかった。セ、セーフ。

 

部屋でまずは茶をいれて落ち着く…間もなく、すぐに大浴場へ❗️

というのも、お風呂は22時までなのである。24時間ではないのである。せっかくホテルに泊まるなら大浴場に入らねば❗️というあれで、急いでお風呂に入ったら他に入っている人は皆無な貸切状態で、ここのお湯もまたさいこうであった…。

 

ロビーには「ご自由にお取りくださいませ」と、登山客が置いていったガス缶が。

屋久島あるあるである。中には新品未開封のもあった。

…屋久島でガス缶を買う予定の方は、まずはチェックインして宿でご自由にどうぞ缶をチェックしてから買いに行くことをお勧めする。

 

お部屋はちょっと広いところを選択しておいたら、とっても眺めの良いお部屋だった。

そして実は私、今回この欠航という悲しい事実が確定した時に「あら、そしたら20時から開店のうどん屋さんに行けるんじゃない…❓」と気づいてしまったのである。

 

そう、安房の夜中にしかやっていないうどん屋さんに行きたかったが、屋久島旅行中には安房エリアに泊まることはなかったので行けなかったのだが、今日なら行けるぜ❗️

 

ということで、お風呂の後はうどん。

(ホテルのお部屋からうどん屋さんが見えたので、よし行くぞ、きっと電気ついてる❗️と確認しつつ向かった)

 

 

ということで、微妙に暗いがちょっと覗いてみたら奥からお返事が聞こえたので、いそいそと1組目のお客さんとして瓶ビールと鍋焼きうどん。

 

 

想像と違って、肉肉しいお肉が入った、ガツンとお出汁な具沢山のおうどん。

このペラペラの鍋がいいねぇ〜。おいしい❗️激渋❗️

 

 

…と、人生初めての欠航で帰れなくなるという事態ではあったが、まぁ、行きたかったうどん屋さんにも行けたし、有給もギリギリ残っていたし、屋久島といえばなホテルにも泊まれたし、結果オーライであった。

 

屋久島の宿泊先、

  1. 避難小屋(6人)
  2. 避難小屋(18人ちょっとせまい)
  3. 素泊まり民宿
  4. Airbnb
  5. Airbnb
  6. 由緒正しい系ホテル

という流れで、だんだん布団がふっかふかになってくるという面白さがあった。

ホテルのお布団の分厚さに大感動するのが山小屋クオリティな我々である。

 

↑めちゃんこふかふか❗️感動❗️

 

ということで、いろいろあったけど、焼肉も食べ、うどんも食べ、ビールも飲み、温泉にも浸かり、幸せの就寝である。

 

 

お部屋から星空撮影してみたら、まさかのめちゃんこいい星空写真が撮れた。

ホテルの部屋からこれか❗️屋久島すごい❗️

 

 

明日こそ帰るぞ。

つづく。