私はいつも誰のために文章にしてるのかなと思ったら、私の幼心に向かって話ししてるのが分かったからインスタのコメント欄を閉じちゃった。
もっと自分と向き合おうって思うよ。
幼心の私に依存して誰かを恨み続けるんじゃなくて、
あの時の私を信頼して
手放して
今の私と切り離す決意をしたら
幼心の私はやっと自由になれたと喜んでた。
あの時に拾ってやれなかった感情を思い出したり、
今は自分のことを大切にする意味が分かったよってあの子に語りかけながら進んで行きたい。
感情をごまかし始めたのは自分、
それは失うかもしれないという恐怖に対する防衛本能だった。
二十何年近くごまかし続けたけど、
社会生活は満足に送れないし身体も壊すしで握りしめてた理想を諦めなきゃならなくなった。
あまりの窮屈さに重ね着しまくった鎧も捨てようという気になった。
心に重ねまくった鎧をどんどん捨てていくのは怖さがあったけど、最後ほんとの心がのぞいた時はすごく驚いた。
それまではね自分は自分のこと大切に出来てないと思ってた。心はボロボロだって思った。
でもね、最後の鎧を剥がした時にみたのは
ツルツルの湯でたまごみたいな綺麗で無傷な心だったのね。
安心したし、自分のこと見くびってたなって思った。純粋に体験することを恐れてしまいこんでた心は、幼い時とちっとも変わってなかった。
その時に、鎧なんかなくても、私の心は誰かに傷つけられたり自分で傷つけたり出来るようなものじゃないんだなって知ったの。
純粋で無垢な心は最強だなって思ったよ。
そしたら、他人の心も信頼出来るようになった。あなたの心も無傷だよって知ってるから。
不幸な人を可哀想と思うこともなくなった。幸福な人を羨むこともなくなった。
自分は自分の体験を大切にすればいいのねって分かったから、30歳目前だけど普通なら子供時代に体験しとくようなことでも地道にやってる。
感情をごまかして良い子を演じる反面、
演じきれなくて癇癪も多かったし、
物を盗んだり衝動で他人の物を傷つけたりもした。
恐れから自分を見張り続けるマインドのお陰で、何をするにも理由がいった。
最近、そんなところから抜け出せたんだなぁって実感できることがたくさんあって嬉しい。
奈月