まだ刺し子をオーダーしてもらうことが不安で

ちゃんと対応できるかとか

まだ準備もまだだし

見本も作りたいし

もうすこし先になりそうですが

刺し子のサービスを開始していきたいなって思ってます。






なんですが、

その前に急に怖くなってしまいました。

本当に私みたいなのでいいのかな。

私みたいな人間が依頼してもらっていいのかな。

まだ私の本性が伝わっていないんじゃないのかな。

考え直してもらう余地をこちらから示すべきではないかな。

散々文章に書いたつもりだったけど

だらだらわかりづらい文章だったし

まだ嫌われるのが怖くてはっきり言葉にしていないことがあったんじゃないのかな。

嫌いになるならなってくれー。

ってやけくそになっちゃった。





だから先日から

私の刺し子がコンプレックス(劣等感)ありきだってことを文章にしてました。

そもそも奈月という人間が自己否定や感情の麻痺、感覚の麻痺を克服するために生きてるからそれだけ根性もひん曲がってるし、変にこだわりもあるし想像力に欠けたひとに対して偏見も持ってたりとか。







続けて何日間か同じような話題で書いたけど  

だんだんと腹立たしさでいっぱいになりました。

それは、自分の生きがい、存在意義を他人に委ねることが蔓延している世間への腹立たしさ。

ひとにどう見られるのか気になって怖くなって文章にすることも、

私の中にそんな考えが蔓延してる証拠。

ものすごい嫌悪です。

一番嫌いな考えが自分の中にこびりついていて辛いです。

ものすごい嫌です。


自分の夢は自分で叶えてくれって思う。

自分の意味を他人に背負わせないでくれって思う。

私はこれを許さなきゃいけないのかな。

あまりの嫌悪にどうすればいいのかわからない。

これを許せば、小さい頃の自分の気持ちをないがしろにすることになる。

あの頃の自分のために、存在意義を他人に委ねることに対する嫌悪を育ててきたのに。

でもあの頃の自分は

自分のことくらい自分で決めてよ。っていう。

あの頃の自分に存在意義を背負わせているのは私なんだ。

切り捨てなきゃいけないの?。

水に流さなきゃいけないの?。

どうやって切り捨てればいいのかな。

ほとんど自分だもの。

後に何が残るんだろう。

捨てるって何?

簡単に言わないで。

アイデンティティをポイポイ捨てられるかよ。

あの頃の自分に依存してるのは私なんだわ。

絶対私はアイデンティティを背負わせたりしないと思ってたのに。

いっそ殺してほしい。

コンプレックスに向き合うには嫌悪や恐怖が出ることをしなきゃなら、生きていかなきゃいけない。

アイデンティティを切り捨てなきゃいけない。

鎧を捨てて身一つになることを覚悟しなきゃいけない。





あの頃の自分のことはあの子に任せとけばいい。

今の自分のことは今のわたしに任せておけばいい。





あ、

必要なのは切り捨てることじゃなくて

信頼することだったんだ。

あのこなら大丈夫。

勝手にコンプレックスはぐくんで面白くやってるよって。

だからいまのわたしは心配することもなければ、してあげられることもない。

信頼か。

そっかそっか。


それだけでいいんだな。


他人のことも

自分のことも

信頼してればいいんだ。


そんなこと分かってたはずなのに

また忘れちゃってたんだな。 




わたしは腹が立ったり辛くなったり嫌悪したり絶望したり素直にできるようになって

本当に嬉しいんですラブラブ

そうやって自分の汚いところを見られるようになって本当に嬉しいラブラブ







奈月