『守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな』の本(ほん)は、
守り尽くした基本のことじゃないよ。
本質。
原点。
なんの為に学ぶの
なんの為にその道を行くの
やっぱ自分を知るためだよね。
自分を思い出すためだよね。
だから、終わりがない。
守破離を調べたらよくみかけるんだけど
『守り尽くしたものを、破ったり離れたりしたとしてもその基本を忘れるな』っていう解釈は、指導者が教え子に向けた意味合いだよね。ビジネスの人材育成とかで聞くやつ。
ほんとのところはさ、
守破離に終わりが無いことは前提なんだけど。
誰でも指導する立場になり得るし、教わる立場になり得るしっていうのを考慮したら
(守り尽くして破って離れる)って平坦な道のりじゃない。誰かを傷つけるかもしれないし、仲違いするかもしれない。
それでも、本質を思い出しなさい。前に進みなさい。
その本質は、自分の道を極めることだよね。
っていう。
そんなことだと思うんだよね。
はたから見ててさ、
明らかに間違ったことを広めてる奴がいたとき注意しがちだけどさ。
その間違い具合から突破する時に得られる発見が本人には必要だったりするから、別にいちいち注意して回らなくていいんだよね。
無駄なエネルギーっていうか。
それ間違ってるねってわかってればいいっていうかさ。
それを突破できるだけの力を人間は大抵持ってるよっていう
そんな意味も持ってると思う。
守破離って。
報道とかの間違いを正そうと力んでるのも結構無駄な行いっていうか。
国民がそれを突破する過程で国を極めるっていうか。
正さなくていいから、冷静にそれぞれの道探そっていう。
全部"守破離"で解決するじゃん